令和2年10月23日
<10月23日>
正月11日まで休暇 選択肢。政府の新型コロナウイルス分科会は23日、年末年始の感染対策の提言をまとめた。2021年は1月4日を仕事始めとする企業が多いため、年末年始の休暇分散や祝日である11日までの休暇延長などを促す。冬の再流行を懸念し、帰省や初詣の人出の集中を避け感染リスクを抑える。(日本経済新聞10月24日)
インフルワクチン接種 韓国、30人超が死亡。韓国でインフルエンザ予防のワクチン接種後に死亡する事例が相次いでいる。16日以降の死者は高齢者を中心に30人を超えた。原因はわかっていない。(同)
空港検疫 待機どこに。新型コロナウイルスの水際対策で、空港内で入国者が検査結果を待つ場所の確保が新たな課題となってきた。政府は10月から、日本に3か月以上滞在する外国人の新規入国を認めるなど入国制限の緩和を進めるが、警備上の理由などで使える場所は限られる。専門家は「デジタル技術で効率的に結果を通知する仕組みなどが必要だ」とする。(同)
GO TO イート 1000万人。新型コロナウイルスの感染拡大で需要が落ち込んだ飲食店を支援する「GO TO イート」のポイント付与事業について、野上農相は23日の閣議後記者会見で、事業が始まった1日から16日までの予約が約1092万人に達したことを明らかにした。内訳は昼食が約233万人、夕食が約859万人。付与されるポイントは、約98億円分に上がった。(読売新聞10月24日)
感染高リスク「5場面」。政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会は23日、感染リスクが高まる「5つの場面」を公表した。①飲食を伴う懇親会など ②大人数や長時間におよぶ飲食 ③マスクなしでの会話 ④狭い空間での共同生活 ⑤居場所の切り替わり。新たに注意を喚起したのは、⑤居場所の切り替わりだ。仕事の休憩時間などに休憩室や喫煙所、更衣室で感染した可能性も指摘されている。場所や環境が変わることで気が緩み、基本的な感染対策がおろそかになってしまう。(同)
読売旅行 感染者14人に。読売旅行の北海道ツアーの参加者が新型コロナウイルスに感染していた問題で、同社は23日、新たに2人の感染が確認されたと発表した。同ツアーでの感染者は、これで計14人となった。同社によると、いずれも軽症か無症状だという。(同)
米感染 夏以来の高水準。米国で1日あたりの新規感染者が22日、約7万2000人に達し、直近のピークだった7月下旬以来の高水準となった。(日本経済新聞10月24日)
アストラゼネカ治験再開。英製薬大手のアストラゼネカは23日、英オックスフォード大学と開発する新型コロナウイルスのワクチンについて、全世界で臨床試験(治験)を再開したと発表した。副反応の疑いで中断していたが、FDAが同日、安全性に問題がないとして許可を出した。年内に治験結果を当局に申請し、早期の実用化を目指す。(同)
(コメント)
米国は大変なことになってきた。日本も新規感染者は横ばいから微増傾向だという。GO TO キャンペーンはイートも順調な滑り出した。人の動きが出てくると感染拡大にどうしてもつながる。読売旅行の感染もそうだ。
そんな中で提言された正月11日までの休暇要請は必要な措置かと思う。感染リスクが高い場面で新たに追加された、居場所の切り替わり、でもそうだが、人間環境が変わる時が気が緩む。ましてや正月はそうだ。そんな時、行動が集中してしまうスケジュールとなった今年の正月休みは分散させる必要はある。4日の仕事はじめは一気にみんなが動き出す。4日の賀詞交換など延期すべきだ。11日まで事情でできないところは当然仕方がない。学校も難しいだろう。できるところからやり、企業のあいさつ回りも今年は中止すればいい。要はみんな一斉に例年のような正月明けはしないことだ。この感染症は人が密なところを極力減らすのが一番効果がある。