歴史が面白い223

令和3年1月24日

  <1月24日>

パイロット・CAを検査新型コロナウイルス変異種の感染が国内のパイロットから確認されたことを受け、国土交通省が、入国拒否の対象国・地域を往来したパイロットや客室乗務員(CA)への帰国後の検査を要請し、航空各社が検査を始めたことが24日、関係者への取材で分かった。

昨年12月に英国から帰国した男性パイロットが変異種に感染したことが判明したため、国交省は航空会社に、ロンドン便の乗員に検疫とは別に入国時の検査を行うよう通知していた。(日本経済新聞1月25日)

 

抗原検査 既存装置で。スイス製薬会社ロシュ日本法人は、新型コロナウイルスへの感染を調べる抗原検査の試薬を1月中にも厚生労働省に承認申請する。国内の医療機関などにあるロシュ製の検査装置を使って診断できる。抗原検査は簡易キットが広がっているが、同時に複数の検体を解析でき、処理数を増やせる利点を訴え、医療現場での普及を狙う。(同)

 

(コメント)

1月24日時点の各国の新型コロナ感染者の致死率(死亡数/感染者数)

  感染者数上位10か国と日本

世界全体     2.15%

               世界全体との差

米国       1.67   (▲0.48)

インド      1.44   (▲0.71)

ブラジル     2.46   (+0.31)

ロシア      1.86   (▲0.29)

英国       2.69   (+0.54)

フランス     2.36   (+0.21)

スペイン     2.21   (+0.06)

イタリア     3.47   (+1.32)

トルコ      1.03   (▲1.12)

ドイツ      2.44   (+0.29)

 

日本       1.40   (▲0.75)

 

定期的に計算しているが、欧州は高く、途上国は低いという大きな傾向がある。

英国、フランス、スペイン、イタリアは高齢者の占める割合が多いので高く出ている。

ドイツは医療制度が良いのでそれほど高くなかったが、フランスやスペインよりも高くなってきた。第2波の死者の増加によるものだ。