大吉日記

今まさに大きな歴史が動いている。新型コロナウイルス感染症の世界的な流行だ。毎日毎日新しいニュースが世界中から入ってくる。コロナの話は毎日、テレビや新聞に載っており、その時々はよくわかったつもりになっているが、後で振り返ると多分記憶がぼんやりとして、少し詳しく人に話せるものにはならないだろう。今まで起きた心に残るような大事件やイベントにおいてそうであったから、今回はそうならないように、毎日の新聞記事を中心に書き記しておきたいと考えた。

歴史が面白い269

令和3年3月11日

  <3月11日>

ワクチン、国内2回目開始新型コロナウイルスワクチンの2回目の接種が国内で始まった。供給元のファイザーが推奨する通り、1回目から3週間あけて2度目を打つ。海外では英国が多くの人にまず1回打つのを優先するため間隔を12週間に延ばすなど別の動きもある。日本は有効性が確かめられている3週間間隔の方式を守る方針だ。 (日本経済新聞3月12日)

 

アストラゼネカ製の接種 デンマークなど中断デンマークなどは11日、英製薬大手アストラゼネカ新型コロナウイルスワクチンの接種を一時中断すると明らかにした。ワクチンの接種後に死亡する事例が出たため「予防措置」としてとりやめる。ノルウェーアイスランドも中断した。

デンマークはワクチン接種後に血栓ができる事例が複数確認され、うち1人が死亡した。ワクチンと血栓の関係は明らかでない。

ロイター通信によるとイタリアでも南部シチリア島の男性2人が接種後に死亡し、一部の同社製のワクチンの使用禁止を決めた。オーストリアも同様に中断した。(同)

 

メッセンジャーRNAワクチン 国産初の治験へ第一三共新型コロナウイルスワクチンの臨床試験(治験)を3月下旬にも始める。国内接種が始まった米ファイザー製と同様の「メッセンジャーRNA(mRNA)」という物質を国内勢で初めて採用した。実用化は2022年度以降になる見通し。(同)

 

インスリン用調達せず河野太郎規制改革相は11日、米製薬大手ファイザー新型コロナウイルスワクチンに関し、1瓶で7回接種できるとの報告があるインスリン用の注射器を調達しない考えを示した。都内で記者団に「インスリンを打たないといけない人のための注射器だ。政府としてワクチン用には調達しない」と語った。「もし余剰があれば、医療機関の判断で使ってもらって構わない」とも話した。必要とする糖尿病患者への供給に不安がでないよう配慮した形だ。(同)

 

観客上限、判断先送りも。2期目の再選が決まったIOCのバッハ会長は10日、東京五輪の観客上限の判断を先送りする可能性に言及した。3日に開かれた大会組織委員会や東京都などとのトップ級会議で4月中に判断することを確認したばかりで、大会関係者は「準備に影響が出る」と困惑した。(同)

 

英・EU、ワクチンで対立。英国とEUが新型コロナウイルスワクチンを巡って対立を深めている。EU側が唐突に「英国がワクチン輸出を禁止している」と表明し、英政府が駐英のEU高官に抗議するなど外交問題に発展した。

ワクチン接種の実績では、英国の全人口の3分の1以上が1回目の接種を終えた。一方でEU主要国では10%前後と遅れており、加盟国や域内の市民から不満も漏れている。英EU間のワクチンを巡る対立は簡単に収まりそうにない。(同)

 

変異ウイルス 監視強化新型コロナウイルスの変異ウイルス(変異株)について、厚生労働省は監視体制を強化することを決めた。自民党の小委員会に11日、対策を示した。国内外で報告されている英国型、南アフリカ型、ブラジル型の3種類だけでなく、これ以外のものも素早く見つけられるように、ゲノム解析などの体制を整備する。

厚労省は、現在は国立感染症研究所で行われているゲノム解析を、大学や研究機関でも実施する。民間検査機関への委託を進め、解析数を増やし、新たな変異株をなるべく早く見つけられるようにする。(朝日新聞3月12日)

 

変異株の割合 神戸は38%。神戸市は11日、新型コロナウイルスの英国型変異ウイルス(変異株)の感染について、3月4日までの2週間で新たに33人が確認されたと発表した。感染者に占める変異株の割合は、3月4日までの1週間で38.8%。2月25日までの1週間では21.9%。2月18日までの1週間では15.2%で、増加が続いた。(同)

 

 

(コメント)

神戸で独自に行っている調査で、変異株が38%を占めていることが分かった。

1週間推移で15.2%→21.9%→38.8%だという。

15.2%の前は調べると、2月4日までの1週間が4.6%、2月11日までが  10.5%だから1月の下旬からきれいに増加している。

全国的には神戸のように調べられていないが、おそらく同様な経過をたどるのだろう。

東京の下げ止まりから反転し始めた感染者数はおそらく大半は変異株の影響であろう。

 

感染症対策に詳しい関西福祉大学勝田吉彰教授は、「変異ウイルスの感染が増加していることは予想どおりといっていい。ウイルスをパズルのピースに例えると、従来のウイルスよりも変異ウイルスはよりぴったりと細胞にはまるイメージで、今後、従来のウイルスに置き換わって変異ウイルスの感染が広がっていくことは世界各国の状況を見ても自然な流れだ」と指摘している。(NHK報道)