歴史が面白い362

令和3年6月12日

  <6月12日>

職場接種中小を後押し新型コロナウイルスワクチンの職場接種への中堅・中小企業の参加を後押しする動きが広がっている。業界団体や投資会社が会場や医療人材を用意。複数の中堅・中小を集め、国が職場接種の目安とする「1000人以上」の規模にする。業界や地域の接種を加速し、経済の正常化を早める。(日本経済新聞6月13日)

 

国の大規模接種の予約の空き67%防衛省は12日、自衛隊が運営する新型コロナウイルスワクチンの大規模接種センターの予約状況を公表した。12日午後5時時点で、14~27日の接種は東京会場が10万人、大阪会場が3万9千人埋まっていない。あわせて67%の空きがある。(同)

 

高齢者1回目、3割超す。新型コロウイルスのワクチン接種について65歳以上の高齢者のうち1回目を終えた割合が3割を超えた。(同)

 

G7、ワクチンで求心力。開催中の主要7カ国首脳会議(G7サミット)は、途上国に10億回分のワクチンを提供することで合意する見通しだ。ワクチンを外交ツールに使う中国やロシアに対抗する。すでに各国が表明した寄付計画は9億回に達し、10億回の達成でG7の求心力を取り戻したい考えだ。

各国の1回以上接種した人の接種率は、米国51%、英国60%、日本12%、カナダ63%、ドイツ47%、フランス44%、イタリア45%である。(同)

 

東京、30日ぶり前週超え。東京都は12日、新型コロナウイルスの感染者が新たに467人報告されたと発表した。11日まで29日連続で前の週の同じ曜日を下回り、減少傾向が続いたが、前週の土曜日だった5日と比べて31人増加した。(同)

 

 

(コメント)

東京の感染者が増加に転じた。30日ぶりだ。

人出と変異株から増加するのではないかと言われていたが、

とうとうそういう局面になったのか。

400人前後が下げ止まりなのか。

 

ワクチン接種が続くとブレークスルー感染というものがあるという。

米疾病予防センター(CDC)がブレークスルー感染について発表した。

それはワクチン接種完了から14日経過以降に陽性反応が出る感染である。

2021年4月末までに米国ではワクチン接種を完了した人は推定1億100万人、そのうち1万262人がワクチン接種したにも関わらず感染したという。

その間米国では感染者が多く目立たなかった。

1万人に1人の割合だ。

日本でも1000万人を超えた人がワクチン接種したが、感染拡大の局面になると何人かは感染者が出るということだ。

感染が拡大すると、いろいろ隠れたリスクが出てくることになる。