令和3年7月2日
<7月2日>
開閉会式、無観客で検討。東京五輪の観客数を巡り、新型コロナウイルス対策で東京都などに発令中の「まん延防止等重点措置」が延長される場合、大会組織委員会が国立競技場で実施する開閉会式を無観客とする方向で検討していることが2日、関係者への取材で分かった。(日本経済新聞7月3日)
ワクチン予約 各地で停止。新型コロナウイルスワクチンの接種をめぐり、各自治体で新規予約を停止する動きが相次いでいる。国によるファイザー製ワクチンの供給量が、自治体の希望量に追いついていないことが理由。厚生労働省によると、全国の自治体に供給する19日から2週間分のファイザー製ワクチンについて、自治体側の希望量の3割程度しか供給できない見通しだという。(朝日新聞7月3日)
接種予約 急ブレーキ。新型コロナウイルスのワクチン接種が加速するなか、ワクチンの供給不足を理由に新規予約を停止する自治体が続出している。菅義偉首相が全国に「1日100万回接種」の号令をかけて目標に届いたいま、何がおきているのか。
(同)
3回目追加接種 世界は先へ。世界では新型コロナウイルスのワクチン接種を1回も終えていない人が多いが、2回目や3回目の追加接種で免疫を高める「ブースター」に向けた動きも目立ってきた。効果の持続や未知の変異株への対応などが期待されており、追加接種を念頭にしたワクチン確保の動きも出てきている。
世界で使われる新型コロナウイルスのワクチンは、大半が2回接種で完了となる。英国では、成人の約85%が1回目、約62%が2回目を完了。英政府は2回接種で少なくとも6カ月間ほど効果を維持できるとしている。(同)
(コメント)
3回接種の話が出ている。
インド型(デルタ株)に対して79%しか効果がないということが分かったからだ。
成人の62%が2回目の接種を終えている英国で感染再拡大が起きている。
人々の感染恐怖からこういう流れになっているのだろう。
EUではファイザー製ワクチンに対して最大で18億回分の追加供給をうける契約を結んだという。
一方、日本は1日100万回の号令はかけたが、ワクチンの供給が追い付かない事態になり予約停止の自治体が相次いでいる。
ワクチンの取り合いが、先進国の間でまた起きようとしている。
際限のないワクチン騒動からそろそろ冷静になって足元を見つめていく必要がある。