歴史が面白い467

令和3年9月25日

  <9月25日>

感染状況「確実に好転」。米国訪問中の菅義偉首相は25日午前(日本時間同日夜)、同行記者団と懇談した。新型コロナウイルスの感染状況に関し「確実に好転している」と述べた。

30日に期限を迎える緊急事態宣言の解除は「週明けによく分析したうえで専門家の意見を聞いて判断したい」と語った。

日本経済新聞9月26日)

 

コロナ飲み薬年内にも実用化菅義偉首相は25日午前(日本時間同日夜)、同行記者団との懇談で、新型コロナウイルスを治療する飲み薬について年内の実用化に言及した。「経口薬を早ければ年内にも実用化できる可能性がある」と述べた。「ワクチンと抗体治療薬、経口薬を使い重症化を防ぐ」と強調した。

日本経済新聞9月26日)

 

接種 深夜に礼拝後に新型コロナウイルスのワクチン接種を促進するため、夜間や外国人の集まる宗教施設など、生活様式に合わせた会場が相次いで開設されている。政府が24日に公表した2回接種を終えた人は55.8%。感染の第6波に備え、重症化を防ぐワクチンの接種拡大は不可欠で、自治体はあの手この手で取り組みを進める。

(読売新聞9月26日)

 

海外では「7割の壁」。ワクチン接種が先行した海外では、上昇していた接種率が「7割の壁」に阻まれるケースが出ている。

英オックスフォード大などが集計するアワー・ワールド・イン・データによると、イスラエルは3月に規定の接種を完了した人が国民の5割を超えたが、いまだに7割に到達しない。7月に5割を超えた英国は65%にとどまり、米国は50%台で約1か月半足踏みしている。ワクチンの安全性に否定的な人が一定数いることが背景にあるとされる。日本の接種率は5割を超えたが、今後は接種控えする若年層などへの働きかけがカギになりそうだ。

(読売新聞9月26日)