歴史が面白い498

令和3年10月26日

  <10月26日>

「#8200万枚・115億円分が余剰。

 #2回目接種 7割超え。」

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8200万枚・115億円分が余剰。新型コロナウイルスの対策事業について会計検査院が検査し、介護施設などに配るため政府が調達した布マスク約1億4千万枚のうち、今年3月末時点で約8200万枚(約115億円)が倉庫に保管されていたことが26日、関係者への取材で分かった。昨年8月~今年3月の保管費用が約6億円に上ることも判明した。

日本経済新聞10月27日)

 

2回目接種 7割超え。国内で新型コロナウイルスのワクチン接種が一巡してきた。全人口のうち2回の接種を完了した割合は7割に達し、現在の接種ペースが続くと11月下旬にも8割前後で頭打ちになる見込みだ。海外では高い接種率にもかかわらず、経済再開後に感染再拡大を招くケースが出ている。2回接種で油断することなく、検査拡充や3回目接種により感染の「第6波」に備える必要がありそうだ。

日本経済新聞10月27日)

 

(コメント)

厚労省の専門家によるアドバイザリーボードが10月26日開かれた。

そこで直近のワクチン接種の効果が報告されていた。

10月15日から10月21日までの新規陽性者数を、

未接種者、1回目のみ接種した者、2回目接種済の者に分け、

それを年齢別にみたものだ。

以下転記する。(10万人あたりの人数にしてある)

 

          未接種   1回目のみ   2回目済

 0-11歳    2.6     -       -

12-19     4.4    1.6     0.4

20-29     9.1    2.9     1.2

30-39     6.4    2.8     0.8

40-49     4.8    2.7     0.6

50-59     5.9    2.0     0.7

60-64     3.8    0.4     0.7

65-69     2.9    1.0     0.6

70-79     5.9    3.1     0.6

80-89     8.1    3.0     0.7

90-       8.8    2.7     1.6

 

予想通りどの年齢でもワクチン効果は明らかだ。

ただ20-29歳は未接種でも2回目ワクチン接種済でも他の年齢に比して高い。

ワクチンすれば感染しないのではなく、しにくくなるだけで、

行動には気を付けることがわかるようだ。