令和3年11月12日
「#3回目接種へ準備加速 自治体 会場増設や夜間実施。
#混合接種「認める方向」。
#対「第6波」実効力なお途上。
#ワクチン追加接種「早く」 高齢者施設など現場待ち望む。
#コロナ病床、6891床に拡充 都、再拡大に備え。
#モデルナ製接種 心筋炎4人死亡。
#都の接種証明 対象拡大。
#ホテル療養申し込み 都が電話窓口設置へ。
#困窮学生に10万円 対象20万人超。
#都の未判明感染者 発表の3.9倍か 3月までの推計47万人。」
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3回目接種へ準備加速 自治体 会場増設や夜間実施。新型コロナウイルスワクチンの3回目接種に向け、自治体が準備を急いでいる。医療従事者への接種が12月に始まるのを前に、週明けから接種券の発送が本格化する。ワクチン不足による作業の停滞など2回目までの教訓を踏まえ、各世代で円滑に接種できる体制づくりが課題となる。
(日本経済新聞11月13日)
混合接種「認める方向」。後藤茂之厚生労働相は12日、新型コロナウイルスワクチンの3回目の追加接種をめぐり、2回目までと異なる種類のワクチンを打つ「混合接種」を容認する方針を表明した。同日開いた「国と地方の協議の場」で「認める方向で考えたい」と語った。
(日本経済新聞11月13日)
対「第6波」実効力なお途上。新型コロナウイルス感染症の「第6波」に向けた政府の新たな対策がまとまった。医療が追いつかなくなった夏の第5波の反省を踏まえ、入院者数を3割増やせるよう病床を確保する。実現には医師や看護師の確保が欠かせない。実効力のあるコロナ対策になるかどうかはなお途上だ。
12月からは病院ごとの病床の確保状況や使用率を毎月公表する。これまで病院側は公開に後ろ向きだった。「見える化」で使用率が8割以上になるようにする狙いだ。
病床確保の補助金を受け取りながら、患者受け入れに消極的な病院への対策も示した。「見える化」には厚生労働省が運用するシステム「G-MIS」に病床の状況などの日々の入力を求める。
(日本経済新聞11月13日)
ワクチン追加接種「早く」 高齢者施設など現場待ち望む。政府は12日に示した新型コロナウイルス「第6波」対策の全体像で、ワクチンの追加接種の流れを明らかにした。早ければ12月から3回目の接種が始まる計画で、重症化しやすい高齢者がいる施設などは迅速な対応を求めるが、副作用などを不安視する声は根強い。専門家は「対策の実効性など丁寧な説明が欠かせない」と指摘する。
(日本経済新聞11月13日)
コロナ病床、6891床に拡充 都、再拡大に備え。東京都は12日、新型コロナウイルスの感染再拡大に備えた医療提供体制を発表した。コロナ患者を受け入れる最大確保病床は現在6651床から6891床に増やし、使用率を85%に高めることで今夏のピーク時より3割多い患者が入院できるようにする。
(日本経済新聞11月13日)
モデルナ製接種 心筋炎4人死亡。厚生労働省は12日の専門部会で、米モデルナ製の新型コロナウイルスワクチンを接種した後に心筋炎を発症し死亡した事例が4例あったと報告した。心筋炎で死亡した事例はモデルナ製では初めて。いずれも男性で、接種との因果関係は評価不能となっている。心筋炎の死亡事例は米ファイザー製でも13例の報告がある。
(日本経済新聞11月13日)
都の接種証明 対象拡大。東京都は12日、新型コロナウイルスワクチンの接種証明アプリ「TOKYOワクション」の利用対象に都外からの通勤・通学者を加えると発表した。22日から登録を受け付ける。飲食店での特典提供などを通じて消費喚起効果が見込める半面、東京都が目指す接種率底上げにどこまでつながるかは不透明だ。
(日本経済新聞11月13日)
ホテル療養申し込み 都が電話窓口設置へ。都は15日から、新型コロナウイルスの感染者で、ホテルの宿泊療養を希望する人が直接申し込めるよう電話窓口を設置する。申し込みの対象は、無症状か呼吸困難がないなどの軽症者で、都内在住の65歳未満の人。
(朝日新聞11月13日)
困窮学生に10万円 対象20万人超。政府は、コロナ禍で困窮する大学生らに支給する10万円の緊急給付金について、昨年度に始まった低所得者向けの修学支援制度の利用者らを対象にする方針を固めた。対象者は20万人超になるとみられる。
(朝日新聞11月13日)
都の未判明感染者 発表の3.9倍か 3月までの推計47万人。今年の3月までに新型コロナウイルスに感染していながら、感染者だと判明していなかった人たちが東京都内で約47万人いたかもしれない。そんな調査結果を都医学総合研究所が発表した。感染すると体内に生じる抗体をもつ人の割合を調べた結果から推計した。
(朝日新聞11月13日)