歴史が面白い520

令和3年11月18日

  <11月18日>

「#米欧、コロナ再拡大警戒。

 #コロナ抗原検査キット ネット販売 解禁見送り。

 #GoToトラベル GW後も継続 調整。

 #当初無症状でも後遺症 コロナ感染者3割 世田谷区調査。

 #1000人に1件、英仏に見劣り。

 #コロナ対策「規模ありき」 19~20年度の予算 22兆円未執行。」

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米欧、コロナ再拡大警戒。新型コロナウイルスの感染が再拡大している米欧で、クリスマスシーズンを前に警戒が高まっている。ワクチン接種の進展で現段階では重症者や死者数は抑えせれているが、感染が一段と広がれば医療体制に重圧がかかる恐れもある。各国とも追加接種を急いでいるほか、欧州では未接種者に行動制限を課すなど一部で規制を再強化する動きも出てきた。

日本経済新聞11月19日)

 

コロナ抗原検査キット ネット販売 解禁見送り。政府が19日に公表する経済対策の原案から、新型コロナウイルスの感染を調べる「抗原検査キット」のインターネット販売を解禁するとの記載が削除された。薬剤師による対面での説明を不要とすることに医療界の根強い反対論があった。岸田文雄政権がめざす検査拡大よりも、医療界の主張が優先された形だ。

厚生労働省や医療界に反対論が強い。厚労省は無症状感染者を誤って陰性判定するリスクを懸念。陰性判定に安心した感染者が外出し感染を広げてしまうと危惧する。

医師会側にはコロナ以外の検査・治療薬に解禁が波及し、開業医の患者減につながりかねないとの警戒感があるとされる。

日本経済新聞11月19日)

 

GoToトラベル GW後も継続 調整。政府は国内旅行の需要喚起策「Go To トラベル」を2022年1月中旬にも再開し、4月下旬からの大型連休後も継続する調整に入った。補助上限は1月に1万3000円相当とし連休後に1万1000円相当に下げる。政府が19日にまとめる経済対策に明記する。

日本経済新聞11月19日)

 

当初無症状でも後遺症 コロナ感染者3割 世田谷区調査。東京都世田谷区は新型コロナウイルスに感染した区民に対する後遺症の実態調査をまとめた。療養中の症状別にみると、無症状者の3割近くが後遺症を訴えていた。軽症~重症者では6~7割で後遺症がみられた。

日本経済新聞11月19日)

 

1000人に1件、英仏に見劣り。日本の検査体制の整備は遅れている。英オックスフォード大学の研究者らでつくる「アワー・ワールド・イン・データ」によると、日本で感染者数が多かった8月下旬の1日あたりの検査数(7日移動平均)は人口1000人当たり約1件にとどまった。ほとんど横ばいの状況で拡充が進んでいない。

同期間に1日あたりの新規感染者数が日本に比較的近いフランスでは10件超にもなる。

日本経済新聞11月19日)

 

コロナ対策「規模ありき」 19~20年度の予算 22兆円未執行。会計検査医院が公表した2020年度決算の検査報告では、新型コロナウイルス対策として国が19~20年度に計上した予算65兆円の35%にあたる22兆8560億円が執行されなかった実態が浮き彫りになった。感染規模の予測が難しい中、20年度の3度の補正予算などで盛り込んだ多くの事業の実施が年度内に間に合わず、21年度にずれ込んでいた。識者は「中身が詰まっていないまま、規模ありきで予算化を進めてしまった結果だ」と批判する。

毎日新聞11月19日)