歴史が面白い559

令和3年12月27日

  <12月27日>

「#別室で大学受験 容認。

 #子ども集団感染 警戒。

 #市中感染、7都府県に。

 #コロナワクチン最終治験 塩野義、ベトナムで開始。

 #一般高齢者向け1月から可能に。

 #コロナ薬 安く途上国に。

 #近隣県でも無料検査。

 #米感染者 20万人超。

 #コロナ対策抗議 ベルギーでデモ。

 #濃厚接触「縮小」 収容限界の自治体 安堵。」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

別室で大学受験 容認。末松信介文部科学相は27日、新型コロナウイルスの変異型「オミクロン型」の濃厚接触者は大学の個別入試の受験を認めない方針を転換し、別室での受験を容認すると明らかにした。28日にも各大学に通知する。

文科省は従来、コロナ感染者の濃厚接触者は①PCR検査で陰性②受験当日も無症状③公共の交通機関を利用せずに試験場に行く④別室で受験ーの条件を満たせば大学受験を認めていた。オミクロン型も同様の対応とする。

日本経済新聞12月28日)

 

子ども集団感染 警戒。小学校や保育所で今冬、新型コロナウイルスクラスターの発生が相次いだ。12歳未満はワクチン接種の対象外、往来が盛んになる年末年始を控え、自治体などは保護者らに行動の見直しを求める。感染力が強い変異型「オミクロン型」が市中で広がりつつあるなか、子どもを介した家庭や学校での感染防止へ基本的な対策の徹底が欠かせない。

日本経済新聞12月28日)

 

市中感染、7都府県に。広島県富山県は、新型コロナウイルスの新たな変異型「オミクロン型」の感染をそれぞれ1人ずつ確認し、いずれも市中感染とみられると27日発表した。滋賀県静岡市も同日、各1人が同型に感染したと明らかにした。

日本経済新聞12月28日)

 

コロナワクチン最終治験 塩野義、ベトナムで開始。塩野義製薬は27日、開発中の新型コロナウイルスワクチンについて、ベトナムで最終段階の臨床試験(治験)を始めたと発表した。東南アジアなどで約5万人を対象に有効性を確認する。近く他社のワクチンと有効性について比較試験も始める。取得したデータを基に、2022年3月末までの実用化を目指す。

日本経済新聞12月28日)

 

一般高齢者向け1月から可能に。後藤茂之厚生労働相は27日、新型コロナウイルスワクチンの3回目接種で、65歳以上の一般の高齢者向けの前倒し接種について2022年1月から可能との方針を示した。

日本経済新聞12月28日)

 

コロナ薬 安く途上国に。新型コロナウイルス治療薬の低所得国などへ供給が2022年に始まる。米メルクや米ファイザーが特許料を取らないことを決め、先進国向けの30分の1以下という低価格で後発薬をつくれるようになった。コロナの変異を阻止するためにも感染は世界全体で抑え込む必要がある。確実に低所得国に供給するには、治療薬の量産や供給体制の構築も課題となる。

日本経済新聞12月28日)

 

近隣県でも無料検査。山際大志郎経済財政・再生相は27日の記者会見で、新型コロナウイルス感染の無料検査について、変異型「オミクロン型」の市中感染が見つかった地域に隣接する都道府県でも可能とすると表明した。知事から要請があれば、同日から実施する。

日本経済新聞12月28日)

 

米感染者 20万人超。米国で新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の感染拡大が続き、米紙ニューヨーク・タイムズによると、1日当たりの新規感染者は25日までの1週間で平均20万1330人となった。20万人を超えたのは1月以来だ。

(読売新聞12月28日)

 

コロナ対策抗議 ベルギーでデモ。ベルギー政府の新型コロナウイルスの感染対策に反発し、ブリュッセルで26日、俳優や演奏家など文化関係者が大規模な抗議デモを行った。地元テレビ局RTBFなどによると、5000人以上が参加した。

(読売新聞12月28日)

 

濃厚接触「縮小」 収容限界の自治体 安堵。新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」を巡り、政府が濃厚接触者の基準を見直したのを受け、宿泊施設の確保が限界に近付きつつあった自治体からは、安堵する声が上がった。しかし、適用されるのは28日の入国者からで、すでにホテル生活を続けている濃厚接触者からは「年末年始は家族と過ごしたかった」と不満も聞かれた。

(読売新聞12月28日)