令和4年1月16日
<1月16日>
「#東京、病床使用19.3% まん延防止水準に迫る。
#3回目接種、自治体で格差。
#3回目「さらに前倒し」 自民・茂木氏。
#北京入域後も全員検査。」
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東京、病床使用19.3% まん延防止水準に迫る。新型コロナウイルスの新規感染者は16日、全国で2万5658人確認された。2日連続で2万5000人を超えた。感染力の強い変異ウイルス「オミクロン型」の影響で急拡大が続く。東京都の病床使用率は19.3%まで上昇し「まん延防止等重点措置」要請検討の目安とする20%が目前に迫っている。
(日本経済新聞1月17日)
3回目接種、自治体で格差。新型コロナウイルスワクチンの3回目接種の進み具合で自治体間に差が出てきた。接種券の配布を前もって進めていたかどうかなど準備の違いが影響している。今後は一般の高齢者がに対象が広がる。政府はオミクロン型の変異ウイルスの拡大を受けて前倒しを急ぐよう呼びかける。打ち手や会場の確保など現場の体制整備が改めて課題となる。
首相官邸によると、全国の3回目の実績は14日公表時点で111万回。全人口の0.9%にとどまり、他の先進国と比べ遅れが目立つ。日本経済新聞と英フィナンシャル・タイムズの集計では英国が53.6%、フランスが39.3%、米国が23.3%に達している。
地域間のバラツキも大きい。最も進んでいるのは山口県で32.5%だった。13万人の対象者のうち4万2000人以上に打った。最低は奈良県で4.4%だった。都道府県によって最大7倍以上の差が生じている計算になる。東京都は7.6%だった。
(日本経済新聞1月17日)
3回目「さらに前倒し」 自民・茂木氏。自民党の茂木敏充幹事長は16日のNHK番組で、新型コロナウイルスワクチンの3回目接種を巡り「前倒しをさらに進めたい」と語った。政府はすでに接種間隔を1~2カ月前倒しすると発表している。ワクチンの確保状況などによってさらに加速させる考えだ。
(日本経済新聞1月17日)
北京入域後も全員検査。中国政府のゼロコロナ政策が生産や消費活動への打撃となっている。春節(旧正月)や北京五輪開幕が2月初旬に迫っているなか、15日には首都北京で初めて新型コロナウイルスの変異型「オミクロン型」の感染者が確認された。市当局は16日、入域する全員を対象としたPCR検査の強化策を決めた。企業や市民生活への影響は必至だ。
(日本経済新聞1月17日)