歴史が面白い634

令和4年3月12日

  <3月12日>

「#3回目接種「4月完了」1割。

 #まん延防止解除 一部で慎重論。

 #一部の薬「BA.2」に低効果。」

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3回目接種「4月完了」1割。新型コロナウイルスワクチンの3回目接種の4月完了を見込むのが主要都市の1割にとどまることが日本経済新聞の調査でわかった。2回目までとは別のワクチンを打つ交互接種や副作用への住民の不安などから、計画前倒しが円滑に進んでいない。第6波収束を遅らせる一因にもなっており、接種加速は急務だ。

日本経済新聞3月13日)

 

まん延防止解除 一部で慎重論。新型コロナウイルスの「まん延防止等重点措置」が適用中の18都道府県は21日の期限を前に解除か延長か判断を迫られる。政府は病床使用率など解除条件を緩和する方針を示したが、新規感染者の減り方は鈍く自治体には慎重論もある。

日本経済新聞3月13日)

 

一部の薬「BA.2」に低効果。新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の別系統「BA.2」に対し、国内で使われている一部の薬は効果が下がるという実験結果を、東京大と国立感染症研究所のチームが発表した。論文が医学誌「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン」に掲載された。

BA.2はオミクロン株の元の系統「BA.1」より感染力が強いとされる。東大医科学研究所の河岡義裕特任教授(ウイルス学)らのチームは、BA.2に対する治療薬の有効性を細胞などを使って調べ、中国・武漢由来の従来株に対する有効性と比較した。

その結果、細胞への感染を抑える抗体医薬のうち、日本で特例承認済みの点滴・注射薬「ロナプリーブ」、点滴薬「ゼビュディ」は従来株と比べ効果が約60~50分の1に下がった。ロナプリーブはBA.1に比べると効果は改善していた。

ウイルスの増殖を防ぐ抗ウイルス薬で特例承認済みの飲み薬「ラゲブリオ」、点滴薬「ベクルリー」、飲み薬パキロビッドパックに含まれる「ニルマトレルビル」はおおむね有効だった。

(読売新聞3月13日)