歴史が面白い651

令和4年3月29日

  <3月29日>

「#「アジアの優等生」つまずく。中国 封鎖で経済打撃。韓国 規制緩和で急転。

 #コロナ後遺症 労務相談。

 #ワクチン接種しない選択。米女性パイロット 義務化解除求め訴訟。

 #「エアロゾルでも感染」 新型コロナ 感染研、見解を変更。」

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「アジアの優等生」つまずく。中国 封鎖で経済打撃。韓国 規制緩和で急転。これまで新型コロナウイルスの感染拡大を抑え、「優等生」とも称されたアジア諸国で感染が急拡大している。厳しい「ゼロコロナ」政策を採用している中国では28日、1日あたりの新規感染者数が6886人となり、武漢で感染爆発が起きた2020年2月以来の高水準となった。ワクチンの効果もあり死亡率は低いが、韓国やベトナムでも感染者数が高水準になっている。

日本経済新聞3月30日)

 

コロナ後遺症 労務相談。東京都世田谷区は新型コロナウイルスの後遺症をきっかけに収入が減少したり退職したりした人の相談体制を強化する。後遺症の医療相談窓口はすでに開設しているが、労務関係の悩みにも対応できるようにする。保坂展人区長は「2022年度の早い段階でスタートしたい」と述べた。

区が2021年4月から9月までに区内で感染が分かった1万8553人を対象に調査(回答率34%)したところ54.2%が「後遺症がある」と回答した。とくに働き盛りの30~50歳代は6割前後とほかの世代に比べて割合が高かった。

日本経済新聞3月30日)

 

ワクチン接種しない選択。米女性パイロット 義務化解除求め訴訟。米国で仕事を失うリスクに直面しながら、思想信条から新型コロナウイルスのワクチンを接種しない選択をした女性パイロットがいる。勤務先の米大手ユナイテッド航空は28日、感染状況が改善したとして、従業員のワクチン接種義務を暫定的に解除。女性は思想信条のほか医学上の理由などからワクチンを接種しなかった約2200人の同僚とともに職場復帰した。だが、「ワクチンを接種しない自由」が認められたわけではなく、女性は複雑な思いを抱える。

毎日新聞3月30日)

 

エアロゾルでも感染」 新型コロナ 感染研、見解を変更。新型コロナウイルスの感染経路について、国立感染症研究所(感染研)は28日、ウイルスを含んだ空気中に漂う微粒子(エアロゾル)を吸い込んでも感染するとの見解をホームページで公表した。感染研はこれまでエアロゾル感染に否定的で、飛沫感染接触感染だけを挙げた報告書を発表していたため、国内の科学者が「世界の知見とは異なる」と説明を求めて公開質問状を出していた。

WHOや米疾病対策センターCDC)などは昨春、主な感染経路としてエアロゾル感染と飛沫感染を挙げ、接触感染は起きにくいとする見解を示した。しかし、感染研は今年1月13日に公表したオミクロン株についての報告書で、「現段階でエアロゾル感染を疑う事例の頻度の明らかな増加は確認されず、従来通り感染経路は主に飛沫感染接触感染と考えられた」と記し、WHOなどと異なる説明をしていた。

毎日新聞3月30日)