歴史が面白い690

令和4年5月9日

  <5月9日>

「#新規感染増加に転じる。

 #「宣言なし」GW人出活発。

 #3回目接種 若者なお3割。

 #上海封鎖  縮む内需

 #コロナ病床 民間鈍く。

 @プーチン氏、侵攻正当化 戦勝記念日演説。

 @露、製鉄所へ攻撃再開 学校空爆60人死亡か。」

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新規感染増加に転じる。新型コロナウイルスの新規感染者が増加する地域が出ている。沖縄県は8日まで2日連続で2000人超の新規感染者を確認したほか、香川県でも8日に過去最多の感染者数が報告された。連休で検査数が偏り感染者数が特定の日に集中して報告された可能性もある。専門家は今後の感染状況を慎重に見極める必要があると指摘している。

日本経済新聞5月10日)

 

「宣言なし」GW人出活発。2022年のゴールデンウイーク(GW)は3年ぶりに新型コロナウイルスの緊急事態宣言が発令されない連休となり、各地で人出が前年を大幅に上回った。神奈川県の箱根や長野県の軽井沢など都心から近い行楽地はコロナの感染拡大前の実績を超えた。一方、沖縄や北海道の観光地は前年よりも人出は増えたが、コロナ前には届いておらず、本格回復はなお遠い状況だ。

日本経済新聞5月10日)

 

3回目接種 若者なお3割。新型コロナウイルスワクチンの若者層への3回目接種が進んでいない。20~30代が3割台と低迷し、接種率が低い年代は感染者が多い傾向もみられる。20~30代は米英も3~4割台にとどまる一方、一時経済活動に関わる条件としたフランスでは6割に達した。どうすれば若い世代の接種が広がるのか、国内各地で試行錯誤が続いている。

日本経済新聞5月10日)

 

上海封鎖  縮む内需中国政府が新型コロナウイルスを徹底して抑え込む「ゼロコロナ規制」で、貿易も停滞してきた。2022年4月の輸出入総額(ドル建て)は前年同月比2.1%増と、20年6月以来の低い伸びにとどまった。厳格な行動制限で物流が混乱し、内需が落ち込んでいる。世界経済の回復にも波及しかねない。

日本経済新聞5月10日)

 

コロナ病床 民間鈍く。新型コロナウイルスの医療提供体制の整備を巡っては、病床確保支援や医療従事者への慰労金などに少なくとも3兆円が使われたことが分かっている。病床確保が難しく、確保しても有効に活用されていないケースもあり、今年2月には自宅療養者が50万人に上ることもあった。予算は有効に使われたのか。

地域医療に詳しい城西大学の伊関友伸教授は「日本の医療提供体制の弱点があぶり出された」と指摘する。1962年の医療法改正で、国や自治体に対し医療機関が不足する地域に病院や診療所の整備を促す一方で、公的病院の病床規制が導入された。伊関教授によれば、この影響で全国8300病院のうち民間が8割を占め、7割が200床未満の小規模病院が乱立する結果となった。伊関教授は「医療人材や病床が分散し、緊急時にコロナ病床として掘り起こすのが難しくなった」と指摘する。

毎日新聞5月10日)

 

プーチン氏、侵攻正当化 戦勝記念日演説。ロシアのプーチン大統領は9日、モスクワの「赤の広場」で開かれた対独戦勝記念日の軍事パレードで演説し、ウクライナ侵攻について「唯一の正しい決定だった」と述べて正当化した。プーチン氏は侵攻での「戦果」や停戦の条件などについては言及しなかった。

(読売新聞5月10日)

 

露、製鉄所へ攻撃再開 学校空爆60人死亡か。ロシア軍は、旧ソ連による対独戦勝記念日にあたる9日、ウクライナ南東部マリウポリのアゾフスタリ製鉄所突入に向け、攻撃を再開した。マリウポリの市長顧問がSNSで明らかにした。

(読売新聞5月10日)