歴史が面白い712

令和4年5月31日

  <5月31日>

「#モデルナのコロナワクチン 武田、製造販売権を移譲。

 @「ロシア軍、半分掌握」。

 @対ロ石油制裁、10兆円遮断。」

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モデルナのコロナワクチン 武田、製造販売権を移譲。武田薬品工業は31日、米モデルナの新型コロナウイルスワクチンに関する製造販売承認の権利を8月1日付でモデルナ・ジャパン(東京・港)に移譲すると発表した。日本法人であるモデルナ・ジャパンの設立に伴うもので、同社がワクチンの流通や品質保証などの事業を承継する。武田は2021年9月に米ノババックスとワクチンに関する契約を結んでおり、今後は自社製造のワクチンに力を入れる。

武田は受け渡しに伴う費用の有無などを開示していない。

武田が現在力を入れるのはノババックス製ワクチンだ。「組み換えたんぱく」と呼ばれるタイプで、モデルナ製と種類が異なる。ノババックスからの技術移管により、武田は光工場(山口県光市)でワクチンを生産しており、自治体での接種も始まった。

日本経済新聞6月1日)

 

「ロシア軍、半分掌握」。ウクライナ東部ルガンスク州の要衝セベロドネツク市の当局は31日、「市の約50%をロシア軍が掌握した」と明らかにした。同市はルガンスク州の最後の拠点とされ、ウクライナ軍は劣勢に立たされている。市街戦も起きており、民間人の退避が難しくなっているもようだ。

日本経済新聞6月1日)

 

対ロ石油制裁、10兆円遮断。EUは5月30~31日の臨時首脳会議で、ロシア産石油の大半を輸入禁止とする追加制裁案に合意した。陸上パイプライン経由の一部を除いて禁輸し、2022年末までに輸入の9割を止める。足元の状況から単純計算すると年間10兆円を超す支払いを断てることになる。ウクライナ進攻をやめないロシアの戦費を枯渇させたい考えだ。

禁輸は約3分の2を占める海上輸送分が対象となる。ハンガリーなど東欧の内陸国の供給不安に配慮してパイプライン経由は当面除外とした。ドイツとポーランドはパイプライン経由の調達も見合わせる方針を確認した。この結果、輸入削減の対象はEU全体で年内に90%程度へ高まる見通しだ。

日本経済新聞6月1日)