令和4年11月28日
<11月28日>
「#同時検査キット 厚労省市販了承。
#介護対応の臨時コロナ医療施設。
#サル痘の名称「M痘」に。
#ゼロコロナ抗議 拡大50か所。
#国産コロナ薬期待と慎重論。」
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同時検査キット 厚労省市販了承。厚生労働省は28日、新型コロナウイルスと季節性インフルエンザの感染を同時に調べる抗原検査キットの市販を認める方針を決めた。これまで医療機関での使用に限られていたが、鼻腔をぬぐう製品に限り一般用検査薬への転用(OTC化)を進め、自宅での自己検査などに使えるようにする。今冬に想定されるコロナとインフルの同時流行に備える。
(日本経済新聞11月29日)
介護対応の臨時コロナ医療施設。東京都は12月1日、介護が必要な高齢者らが新型コロナウイルスに感染した際に受けられる臨時の「高齢者等医療支援型施設」を都内に4カ所開設する。医師や看護師が常駐し、健康観察や中和抗体薬療法などの治療をするほか、理学療法士らによる介護や日常生活動作のリハビリテーションも実施する。
青山(渋谷区)、足立東和(足立区)、八王子めじろ台(八王子市)、旧府中療育センター(府中市)の4カ所で、最大で計330床程度確保する。都は既に北区内など3カ所に同様の施設を開設している。
(日本経済新聞11月29日)
サル痘の名称「M痘」に。世界保健機関(WHO)は28日、動物由来のウイルス感染症「サル痘」の名称を「M痘」とするよう推奨した。1年間の移行期間を経て完全に変更するとしている。
(日本経済新聞11月29日)
ゼロコロナ抗議 拡大50か所。中国で新型コロナウイルスの感染を徹底して封じ込める「ゼロコロナ」政策に対する抗議活動が広がっている。首都・北京市の中心部で27日夜、数百人が抗議の声を上げ、最近だけでも大学など約50か所に飛び火した。共産党の一党支配下で公然と体制批判まで叫ばれる極めて異例の事態が続く。3期目に入ったばかりの習近平政権は苦しい対応を迫られている。
(読売新聞11月29日)
国産コロナ薬期待と慎重論。塩野義製薬が開発した新型コロナウイルスの飲み薬が22日緊急承認された。重症化リスクのない人に処方できる初の飲み薬で、感染拡大の第8波を前に治療の選択肢が増える期待がある。承認審査に半年以上をかけたものの、データ解析の在り方や症状改善の意義、緊急承認の要件を巡って最後まで意見は割れた。国産初のコロナ用新薬は医療現場での使用を通じて真価を試される。
(日本経済新聞11月29日)