令和4年5月11日
<5月11日>
「#入国時の検査一部免除。
#病院への指示権限強化へ。
#「屋外でマスク不要」。
#塩野義のコロナ治療薬 米・印でも生産検討。
#中国、感染抑制で食品高。
#WHO事務局長 「ゼロコロナ見直しを」。
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入国時の検査一部免除。政府は新型コロナウイルスの水際対策として実施している入国時の検査を6月にも条件つきで一部免除する検討に入った。滞在国を出る際の検査で陰性だった場合やワクチンの3回目接種などを条件とする案がある。入国前にいた国の感染状況も勘案する。
(日本経済新聞5月12日)
病院への指示権限強化へ。政府は新型コロナウイルス対応の検証に着手した。11日に開いた有識者会議の初会合で、行政の権限が及びにくい民間医療機関が中心の医療提供体制の課題や、情報共有の重要性をめぐり意見を交わした。6月をメドに提言をまとめる。政府は行政の指示に応じない医療機関に補助金の返還を義務づけるなど実効性のある仕組みを検討する。
(日本経済新聞5月12日)
「屋外でマスク不要」。松野博一官房長官は11日の記者会見で、新型コロナウイルスの感染防止対策のマスク着用について「人との距離が十分とれれば、屋外では必ずしも必要でない」との認識を示した。
(日本経済新聞5月12日)
塩野義のコロナ治療薬 米・印でも生産検討。塩野義製薬は11日、開発中の新型コロナウイルス向けの治療薬について、米国やインドでも生産を検討していることを明らかにした。年内にも両国で体制を整え、生産を始める。
手代木功社長が同日、明らかにした。塩野義は日本で2月末に飲み薬について製造販売承認を申請したほか、米国など海外でも臨床試験(治験)の準備を進めている。
(日本経済新聞5月12日)
中国、感染抑制で食品高。中国で新型コロナウイルスの感染を徹底して抑え込む「ゼロコロナ規制」が物価にも波及してきた。4月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比2.1%上昇し、5カ月ぶりの伸びとなった。物流の混乱や運送費の高騰で野菜など食品が大きく値上がりしたためだ。
(日本経済新聞5月12日)
WHO事務局長 「ゼロコロナ見直しを」。WHOのテドロス・アダノム事務局長は
10日、ジュネーブで記者会見し、厳しい移動制限で新型コロナウイルスの封じ込めを図る中国の「ゼロコロナ」政策について、「持続可能とは思えない」と述べ、見直しを勧めた。中国側は、政策を堅持する構えを崩していない。
(読売新聞5月12日)
英、安保宣言に署名。スウェーデン・フィンランドと。英政府は11日、NATO加盟を検討する北欧のスウェーデン、フィンランドが他国からの攻撃を受けた場合に軍事支援する方針を決めた。ジョンソン首相が11日、スウェーデンを訪れ安全保障宣言に署名した。フィンランドとも同日署名する。
(日本経済新聞5月12日)
「ヘルソン州露編入を」ウクライナ親露派が要請へ。ロシア通信によると、露軍が制圧を宣言しているウクライナ南部ヘルソン州の親露派「政権」幹部は11日、プーチン露大統領にロシアへの編入を要請する方針を明らかにした。露大統領報道官は、「住民の意向次第だ」と述べ、前向きな姿勢を示した。
(読売新聞5月12日)