歴史が面白い719

令和4年6月7日

  <6月7日>

「#訪日客受け入れへ政府指針。

 #「かかりつけ医」制度検討。

 #5~11歳の接種 出足そろり。」

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訪日客受け入れへ政府指針。政府は7日、外国人観光客の受け入れを10日に再開するのに合わせ、旅行業界向けの新型コロナウイルス対策をまとめたガイドラインを公表した。マスク着用の徹底などを求め、訪日客の需要回復をめざす。ただ入国制限は依然として残り、規制緩和が進む海外主要国に比べて出遅れたままだ。観光振興と感染防止の両立にはなお課題がある。

日本経済新聞6月8日)

 

「かかりつけ医」制度検討。政府は7日、新たな経済財政運営と改革の基本方針(骨太の方針)と、成長戦略を盛り込んだ「新しい資本主義」の実行計画を閣議決定した。岸田文雄首相がかかげる「人への投資」を重視し、新型コロナウイルス禍からの経済再生に取り組む。脱炭素化や医療提供体制の見直しも急ぐ。

新型コロナウイルス禍で感染拡大時に必要な病床を確保できないといった医療提供体制の問題点が明らかになった。骨太の方針は感染拡大の状況に応じて臨時の受け入れ施設を確保し、入院が必要な患者を確実に受け入れるための体制強化を盛り込んだ。

医療制度改革も急がれる。日本では制度化されていない「かかりつけ医」の機能強化に向けた検討を進める方針を示した。かかりつけ医は、患者に身近な存在として健康を継続的に管理し、必要に応じて治療したり、専門医を紹介したりする。コロナ禍で脆弱性があらわになった医療のテコ入れには、かかりつけ医の活用がひとつの解になるとみられる。ただ、制度設計によっては医師同士の競争激化、診療所の収入減につながるとして日本医師会は制度化に反対している。調整は難航が予想される。

日本経済新聞6月8日)

 

5~11歳の接種 出足そろり。5~11歳向けの新型コロナウイルスのワクチン接種が3月から始まり、3カ月がたった。進み具合はいま、どんな状況にあるのか。

専門家はどうみるのか。「保護者が、『もうちょっと様子をみたい』と周囲の出足をみている向きがある」。こう話すのは、東京都医師会理事の川上一恵医師(小児科)だ。「流行を経験した地域とそうでない地域で、小児科医の(保護者への)進め方にも差があると思う」と語る。

ワクチン接種について情報発信を続ける「こびナビ」のメンバーで千葉大病院感染症内科の谷口俊文医師は「首長の考え方で接種への対応が分かれるのでは」と話す。

長崎大の森内浩幸教授(小児科学)は、基礎疾患がある子どもにはメリットが大きいが、健康な子どもにはメリットが大きくないと指摘する。発熱などの副反応が出て学校などを休むことがある一方で、オミクロン株に感染しても重症になることが少ないからだ。「ワクチンには意義がある」としたうえで「メリット、デメリットを示し、納得できる人が打てばいいのではないか」と話す。

朝日新聞6月8日)

 

 

新型コロナ感染者・死者数 6 7
世界 感染者数 1週間前比
391,479 18,002
死者数 1週間前比
983 △ 249
日本 感染者数 1週間前比
9,078 △ 2,979
死者数 1週間前比
24 0
東京都 感染者数 1週間前比
1,800 △ 562
死者累計 1週間前比
4,524 22
注)感染者数、死者数は1日あたり人数
出所は日本経済新聞の数字