歴史が面白い896

令和4年12月10日  

  <12月10日>

「#米、病床使用率8割。

 @「ロシア領攻撃の権利」。

 @核「予防的な攻撃」言及。」

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米、病床使用率8割。米国でインフルエンザの流行などにより医療への負荷が高まりつつある。全米の医療機関の病床使用率は8割に達した。年末に向けてインフルと新型コロナウイルス、呼吸器疾患を引き起こすRSウイルスが同時に流行する「トリプルデミック」の危機感が強まっている。

なかでも目立つのはインフルによる入院増だ。11月下旬の感謝祭の祝日後となる12月3日までの1週間の新規入院者数は約2万6000人。11月19日までの1週間の2倍超となった。今シーズンの入院率は10年以降で最も高いという。一方でコロナによる入院者の割合は減少傾向にあり、現在は全体の6%となっている。

日本経済新聞12月10日夕刊)

 

「ロシア領攻撃の権利」。ウクライナのクレバ外相は8日の米紙ウォール・ストリート・ジャーナル電子版のインタビューで「ロシアがウクライナで何をしてもよい一方で、ウクライナには同様の権利がないという考え方は道義的にも軍事的にも誤りだ」と述べ、ウクライナ軍はロシア領内を攻撃する権利があると主張した。ロシア内陸の空軍基地に対するドローン(無人機)攻撃への自国の関与を示唆した発言とみられる。

日本経済新聞12月10日夕刊)

 

核「予防的な攻撃」言及。ロシアのプーチン大統領は9日、核兵器による「予防的な攻撃」に言及し、使用条件を見直す可能性を示唆した。ロシアが侵略するウクライナを支援する米国をけん制する狙いとみられる。

プーチン氏は、外遊先の中央アジアキルギスで開いた記者会見で核使用について問われた。「抑止力だ」と強調しつつも、「米国には予防的な攻撃という理論があり、最新鋭の攻撃システムを開発している」と主張した。「我々には(同様の理論は)ない」とした上で「米国の安全保障を確保する考え方を取り入れることを検討する必要があるかもしれない」と述べた。

(読売新聞12月11日)