歴史が面白い976

令和5年3月4日

  <3月4日>

「#コロナ外来、「5類」後に影。

 @穀物輸出 告解ルート暗雲。

 @ロシア制裁「必要な限り」。

 @露動員兵 東部で消耗戦。

 @米、540億円追加支援へ。

 *緊急発進に無人機。」

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コロナ外来、「5類」後に影。新型コロナウイルスの疑いがある患者を診る発熱外来の整備状況に大きな地域差が生じている。内科などの数に対する発熱外来の比率をみると都道府県によって35.7~82.5%と2倍超の開きがある。千葉、青森など5道県が特に低調だった。5類移行後は発熱外来の法的裏付けはなくなる。57.3%と平均を上回った新潟県はこれを見据え、2月17日に開いた対策本部会議で、すべての医療機関でコロナ感染を理由に入院や外来受診を断らないことを目指す医療と位置づけた。

日本経済新聞3月5日)

 

穀物輸出 告解ルート暗雲。ウクライナから黒海を経由した穀物輸出に暗雲が漂っている。18日に迫る合意期限の更新についてロシアが難色を示して揺さぶりをかけ、小麦の国際相場は一時1カ月半ぶりの高値をつけた。ウクライナでの激しい戦闘を背景に穀物生産の低迷も深刻で、同国産に頼るアフリカなど「グローバルサウス(南半球を中心とした途上国)」の食糧不安が再燃しかねない。ロシアの外務次官は2月13日、自国の農産物輸出に関わる制裁が解除されない限り「合意延長は不適切」と表明。ロシアには、欧米の制裁で自国産の穀物や肥料の輸出が滞っているとの不満がある。

日本経済新聞3月5日)

 

ロシア制裁「必要な限り」。バイデン大統領とドイツのショルツ首相は3日、米首都ワシントンにあるホワイトハウスで1時間あまり会談した。米国の声明によると、ウクライナへの武器供与など支援を継続する方針で一致。バイデン氏は「自国に歴史的な変化を促し、国防費を増やし、ロシアのエネルギーからの脱却を進めた」とドイツの軍事支援を評価した。両首脳は侵攻を続けるロシアを巡って、制裁など「必要な限り代償を科す」と確認した。

日本経済新聞3月5日)

 

露動員兵 東部で消耗戦。ロシアの独立系調査報道専門メディア「インサイダー」は3日、ロシアの部分的動員でウクライナ東部ドネツク州の激戦地アウディーイウカに送られた部隊が「ほぼ全滅した」と報じた。露軍は東部で激しい消耗戦を行っている。

(読売新聞3月5日)

 

米、540億円追加支援へ。米政府は3日、ロシアの侵略を受けるウクライナに対し、4億ドル(約540億円)規模の追加軍事支援を発表した。今回の支援では、川に橋を架けるための装甲車両を供与する。侵略開始後の支援額は計約322億ドル(約4兆3500億円)となった。

(読売新聞3月5日)

 

緊急発進に無人機。政府は日本の領空を侵犯する恐れに対処する自衛隊スクランブル(緊急発進)で無人機を活用する検討に入った。艦船を追尾する実験を年内にも始め、実際の配備に向けて性能と運用を確かめる。無人機を多用する中国やロシアに対応できる態勢を急ぐ。自衛隊はまず海外製の無人機を使い、艦船を追尾して対象を識別する能力を訓練を通じて上げる。成功すればより速度の速い航空機にも対応できるようにする。

日本経済新聞3月5日)