歴史が面白い1049

令和5年5月23日

  <5月23日>

「#コロナ5類 専門家たちの葛藤2⃣

 #集団インフル 学校で相次ぐ。

 @ロシア、ミサイル攻撃激化。」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

コロナ5類 専門家たちの葛藤2⃣

押谷仁さん 東北大教授。昨年10月~今年3月の第8波では、2万8千人以上が死亡しました。「第9波」では死者がさらに増えるかもしれません。

感染症疫学の専門家の仕事は「Aの選択だと1千人亡くなる」「Bの選択だと1万人亡くなる」などと示すことです。どの選択をするかは、選挙で選ばれた政治家が決め、選択をした理由を説明するべきです。政府は「感染対策に万全を期した上で経済を回す」と言いますが、おとぎ話でしかないと思います。対策緩和で感染リスクがどの程度高まるのかは、政府が説明すべきです。

 

西浦博さん 京都大教授。5類移行の政府の判断は、社会活動とのバランスを取った政策的な判断として尊重します。ただ、リスクが十分にあるなかでの緩和で、今後の流行状況を心配しています。

5類移行は、科学ではなく、空気感で決まりました。一気に緩和すると、感染者が増えるスピードは速くなり、「波」のピークも高くなる。そうなれば、亡くなる人も増えます。日本のように、慎重に対策をしてきた国は、緩和も慎重に行うことが、感染症のリスク評価の観点からは望ましい方法でした。

朝日新聞5月24日)

 

集団インフル 学校で相次ぐ。季節性インフルエンザの集団感染が全国各地の学校で相次いでいる。5月に入っても全国で「流行」レベルの感染状況が続いており、500人規模の集団感染が分かった学校もある。専門家は新型コロナウイルスの感染対策が緩和された影響などを指摘する。

朝日新聞5月24日)

 

ロシア、ミサイル攻撃激化。ロシアがウクライナへのミサイル攻撃を強めている。22日朝にかけて東部の主要都市をミサイルなどで攻撃した。5月に入って首都キーウ(キエフ)への攻撃も相次いでおり、月内にも開始するとされるウクライナ軍の大規模反攻をけん制する動きとみられる。

日本経済新聞5月24日)