歴史が面白い88

令和2年9月10日

  <9月10日>

23区の時短営業。東京都は10日、新型コロナウイルス感染症対策として23区内の飲食店やカラオケ店に要請した午後10時閉店の時短営業を15日で終了することを決めた。感染状況の警戒度を示す指標も4段階のうち最高レベルから1段階引き下げた。(日本経済新聞9月11日)

 

「GO TO」東京追加へ。政府は「GO TO トラベル」の対象に東京都を加える方針だ。10月1日にも追加する。(同)

 

指定感染症措置 コロナで見直し厚労省は10日、新型コロナウイルス感染症感染症法上の位置づけの見直し論議に着手した。(同)

 

ホテル療養、努力義務に。東京都の小池知事は10日の記者会見で、ホテルでの療養や外出しないことを、新型コロナウイルス陽性者の努力義務とする条例改正案を発表した。(同)

 

社員がコロナ感染心得は新型コロナウイルスの収束はいまだ見通せないなか、今春と比べ出勤者が増えたことで、企業のリスクはむしろ高まっている。社員のコロナ感染を想定し、周到な準備が欠かせない。具体的な心得やノウハウは次の通り。

①行動追跡へ席固定・・感染者と濃厚接触した社員の特定。フロアの見取り図、席次表。会議出席者の記録。

➁陰性証明は求めず・・日本産業衛生協会は「発症から少なくとも10日が経過し、かつ、薬の服用を終えてから症状もなくなってから72時間が経過している」ことを感染者の職場復帰の目安としている。PCR検査による「陰性証明」は実効性に乏しいと専門家は言う。

➂公表は同意の上で・・企業によって判断が分かれているのが、社内で感染者が出た事実をどう開示するか。現時点でどこまで公表すべきか一律の基準はない。感染症の罹患は個人情報にあたり、公表前には同意が必要だ。名前を伏せるのはもちろんだが、小規模拠点での感染発生を知らせるときも、風評リスクを考えて最大限の配慮が欠かせない。(同)

 

(コメント)

「GO TO」キャンペーンに東京を加えることは結構なことだが、今一度感染の注意点を徹底したい。とくにマイクロ飛沫感染の注意だ。ライブハウスやカラオケ、飲み会などで起きたと推察されている。対策は換気だ。内部で循環しているのはだめで、外気と換気が出来ているかどうかだ。咳だけでなく、無症状者が話す呼気からも感染が危ない。接触感染については当初から手洗いの徹底がテレビでも流され徹底はされているが、マイクロ飛沫感染エアロゾル感染)は徹底されていない。対策は換気、換気であり、それが徹底されていない場所には近づかないことだ。