歴史が面白い477

令和3年10月5日

  <10月5日>

コロナ対応 司令塔どこに。5日に本格的に始動した岸田文雄新政権は、新型コロナウイルス感染症の対応に当たる3閣僚が交代した。これまでの政府のコロナ対応には司令塔機能が曖昧になっているとの批判が根強い。感染症拡大防止と社会経済活動の再開を両立する「ウィズコロナ」に向けて、緻密な連携と取り組み加速の全体像を示すことが欠かせない。

日本経済新聞10月6日)

 

PCR機器発注 19年5月急増。オーストラリアに拠点を置くサイバーセキュリティー会社「インターネット2.0」主体の調査チームは新型コロナウイルスの発生源とされる中国の湖北省のPCR検査機器の調達を巡る報告書をまとめた。2019年5月以降に発注が急増しており、最初の感染例が12月に見つかったとの中国の説明に疑問を呈した。発生源や時期の議論が再燃する可能性がある。

同社が主体で、米国と豪州の元情報機関の職員や、英国の情報分析の専門家で構成する「AUKUS(オーカス)調査チーム」と呼ぶチームが調査した。米豪英の安保協力の枠組み「AUKUS」にちなんだ。同社は中国共産党員の名簿とされる200万人のデータをに入手して解析するなど、独自の情報収集活動を展開してきた。

日本経済新聞10月6日)