令和4年4月9日
<4月9日>
「#検疫、急増で逼迫懸念。
#オミクロン新系統 懸念 「XE」英などで確認。
#国内コロナ 累計700万人。
#上海封鎖に住民抗議。
#5万人隔離施設 上海市運用開始。」
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検疫、急増で逼迫懸念。入国者数の上限を段階的に1万人に引き上げたことで、足元では入国者の急増で検査態勢が追いつかないなど検疫のあり方が課題になっている。海外に比べ厳しい水際対策で「鎖国」と批判された状況からの脱却を目指すが、検疫での陽性事例も増加しており、新たな障壁となりかねない。
ただ、検査を簡単には縮小できない事情もある。足元では検疫検査での陽性事例が増加している。厚労省のまとめでは7日までの1週間に770人以上の陽性者が公表されている。3月の初めの2倍のペースで、入国者数に比例して増えている。
(日本経済新聞4月10日)
オミクロン新系統 懸念 「XE」英などで確認。新型コロナウイルスの変異株のうち、従来よりも感染力が強いとされる新たな系統「XE」が英国などで確認され、日本への流入が懸念されている。XEは、現在日本で流行しているオミクロン株の2系統の遺伝子が交ざっており、今後流行が拡大していく恐れもあるという。
(読売新聞4月10日)
国内コロナ 累計700万人。国内の新型コロナウイルス感染者は9日、全都道府県と空港検疫で5万2741人確認され、読売新聞の集計で累計の感染者が700万人を超えた。
(読売新聞4月10日)
上海封鎖に住民抗議。新型コロナウイルス対策のロックダウン(都市封鎖)が続く中国上海市(人口約2500万人)で、食料の配給が滞り、住民による抗議が頻発している。厳しい移動制限や隔離を伴う「ゼロコロナ政策」が背景にあり、医師らからは政策の緩和を求める声が公然と上がっている。
(読売新聞4月10日)
5万人隔離施設 上海市運用開始。中国中央テレビ(電子版)などによると、新型コロナウイルスの感染拡大が続く上海市で9日、5万人を収容でき、市最大となる隔離施設の運用が始まった。市西部にある世界最大級の会議・展示施設「国家コンベンションセンター」を転用した。市内では100か所以上の隔離施設が設けられ、十数万床以上が確保されているという。
上海市政府によると、8日に確認された市中感染者は2万3624人。7日に続き2万人を超え、過去最多を更新した。市政府は9日、再び全住民対象のPCR検査を始めた。
(読売新聞4月10日)