歴史が面白い658

令和4年4月5日

  <4月5日>

「#3回目接種、現役世代遅れ。

 #ワクチン副作用に見舞金 愛知、医療費の一部支給。

 #鳥インフル、哺乳類感染 キタキツネ 国内初確認。

 #高齢者施設で医師治療 コロナ対応 厚労省自治体に要請。

 #上海感染1.3万人 封鎖継続。

 #20代感染拡大。

 #オピニオン 第6波までの教訓。感染症の分類。」

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3回目接種、現役世代遅れ。新型コロナウイルス感染に感染再拡大の兆しが出るなか、3回目のワクチン接種が遅れている。1日100万回の接種目標には届かない日が多く、全体の接種率は4割台にとどまる。3月末までに接種時期を迎えた6372万人のうち、2割弱の1000万人強は同月中に接種しなかった。若い世代を中心に副作用への懸念が根強いほか、自治体間でスピードの差も目立つ。

日本経済新聞4月6日)

 

ワクチン副作用に見舞金 愛知、医療費の一部支給。愛知県は5日、新型コロナウイルスワクチン接種後の副作用で医療機関を受診した人を対象に独自の見舞金を支給すると発表した。支給額は医療費の自己負担額の半分で、愛知県によると同様の取り組みは全国で初めて。国が設ける予防接種健康被害救済制度の認定の有無にかかわらず、過去にさかのぼり1回目以降の接種で起こったすべての副作用を対象とする。

12日から受け付けを始める。国の救済制度は市町村が窓口になっていて、申請する際に医師の診断書などに加え、愛知県への申請書も提出してもらう。国に救済制度の申請をした時点で見舞金支給の対象者と見なし、速やかに支給する。

これまでに愛知県内で申請があった86件の場合、自己負担した医療費は平均4万4千円。これをもとに予算規模は800万円ほどを想定する。86件のうちすでに国から救済制度の対象として認定されたのは24件で、いずれも重いアレルギー反応であるアナフィラキシーを起こした人だ。

日本経済新聞4月6日)

 

鳥インフル、哺乳類感染 キタキツネ 国内初確認。北海度は5日までに、札幌市内で見つかったキタキツネ1匹の死骸から高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5型)を検出したと発表した。環境省によると、哺乳類の感染確認は国内初。同ウイルスに感染したカラスを食べたことが原因とみられる。

感染した鳥を食べたり、死骸やふんを直接触ったりしない限り、ヒトが感染する可能性は極めて低く、世界的にもほとんど例がないという。

日本経済新聞4月6日)

 

高齢者施設で医師治療 コロナ対応 厚労省自治体に要請。新型コロナウイルス感染症の「第6波」で、高齢者施設の入所者の入院が遅れたり、入院できても環境の変化によって急激に衰えたりすることが課題となったことから、厚生労働省は4日、すべての高齢者施設で医師による治療を受けられるように体制を整えることを自治体に求めた。

朝日新聞4月6日)

 

上海感染1.3万人 封鎖継続。新型コロナウイルスの感染拡大が続く中国・上海市の政府は5日、前日4日に確認された市中感染者が1万3千人を超えたと発表した。1日の感染者が1万人を超えるのは初めて。5日未明に終わる予定だった都市封鎖(ロックダウン)も、当面は継続される。中国最大の経済都市は試練を迎えている。

朝日新聞4月6日)

 

20代感染拡大。人の移動や会食が増える年度初めに、各地で20代の新型コロナ感染者が増えている。ワクチンの接種率も低い年代だ。第6波は若年層から感染が急拡大した経緯があり、自治体は接種促進に躍起となっている。

朝日新聞4月6日)

 

オピニオン 第6波までの教訓。感染症の分類。感染症はウイルスや細菌の感染力や症状の重さに応じ、1~5類に分類している。新型コロナは特別に「新型インフルエンザ等感染症」と位置付けられており、危険性の高いエボラ出血熱の1類、結核の2類と同じ就業制限や入院勧告などが可能になる。経済界や政治家からは「出口戦略」として、新型コロナを5類(季節性インフルエンザ)へ引き下げるよう求める意見も出ている。

毎日新聞4月6日)