歴史が面白い557

令和3年12月25日

  <12月25日>

「#オミクロン型 福岡でも市中感染。

 #拡散力 デルタの3倍、南ア「入院必要」2%台。

 #米英、隔離期間を短縮。

 #再感染リスク3.3倍 英当局が報告。

 #飲食開業、コロナ下増加。

 #ルーマニア接種進まず 大主教「祈れば救われる」。」

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オミクロン型 福岡でも市中感染。変異した新型コロナウイルス「オミクロン型」の市中感染が25日、新たに福岡県でも確認された。海外渡航歴のない20代男性で感染経路が不明という。同型の市中感染者は大阪、京都、東京と合わせて4都府県、16人に広がった。同日は京都府で3人、大阪府で2人の市中感染も新たに確認され、いずれも累計7人となった。

日本経済新聞12月26日)

 

拡散力 デルタの3倍、南ア「入院必要」2%台。新型コロナウイルスの変異型「オミクロン型」が南アフリカで確認されて1カ月。世界で急速に感染を広げる一方、死者数は抑えられており、重症化率が低い傾向が鮮明になってきた。南アでは感染者数が減少に転じ、早くもピークアウトしたとの見方もある。ただ感染者の多発による人手不足が医療の逼迫を招く懸念があり、各国は警戒を強めている。

日本経済新聞12月26日)

 

米英、隔離期間を短縮。疾病対策センターCDC)は23日、医療従事者が感染しても無症状の場合、7日間の隔離後に陰性なら職場に復帰できるとする指針を示した。従来は10日間だった。ニューヨーク州は24日、教師なども含め重要な職種は一定の条件を満たせば5日間の隔離で復帰できるようにした。

英政府も22日、隔離期間を10日間から7日間に短縮した。イングランドでは19日時点で2万人近い医療従事者がコロナ関連で病欠したという。

日本経済新聞12月26日)

 

再感染リスク3.3倍 英当局が報告。世界でオミクロン型に関する分析や実験が進み、徐々に性質が明らかになってきた。免疫をすり抜けて感染する「免疫逃避」の性質が強い。過去にコロナに感染した人が再感染するリスクは高くなっているようだ。

英保健安全局の17日公表の報告書ではオミクロン型の再感染リスクはデルタ型の約3.3倍と推定している。

日本経済新聞12月26日)

 

飲食開業、コロナ下増加。新型コロナウイルス禍で飲食店の閉店が相次ぐ中、新規開業が増える現象が起きている。過去と比較可能なデータを明かした札幌、横浜、大阪、福岡4市の合計で、2021年4~9月の新規開業数は20年同期比9%増の8228店。コロナ前の19年同期も上回った。コロナ下の需要変化を受け、持ち帰り専門の出店が急増し、従来店と置き換わっている面もある。

移動販売するキッチンカーに限れば、大坂を含めた4市すべてので急増している。増加率は福岡が93%と最も高く、58%の大阪が続いた。全体でも48%増だ。

日本経済新聞12月26日)

 

ルーマニア接種進まず 大主教「祈れば救われる」。キリスト教東方正教会の信徒が多い国で、新型コロナウイルスのワクチン接種が進んでいない。国民の約9割が正教会信徒のルーマニアでは、信仰上の理由に加えて虚偽の情報も広がり、接種率の低迷を招いている。

接種完了率は40%に届いたが、EUでブルガリアに次いで低い。

米ジョンズ・ホプキンス大の統計によると、10万人当たりの感染死者数はブルガリアが436人で世界で2番目、ルーマニアが302人で10番目に多く、上位10か国のうち6か国が東方正教会信徒が過半数の国だ。

(読売新聞12月26日)