歴史が面白い549

令和3年12月17日

  <12月17日>

「#3回目接種3100万人前倒し。

 #同一企業2工場30人感染 群馬。

 #航空 年末年始予約4割増。

 #「オミクロン 効果低下も」中外社長 抗体カクテル巡り。

 #オミクロン、風邪症状多く。

 #植物由来のコロナワクチン 田辺三菱、カナダで申請。

 #水際対策 期限延長へ。

 #EU ファイザー飲み薬承認。

 #オミクロン 中国本土初の市中感染。」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

3回目接種3100万人前倒し。岸田文雄首相は17日、新型コロナウイルスワクチンの3回目接種に関し、医療従事者や高齢者ら3100万人程度を前倒しすると表明した。2回目から原則8カ月以上だった接種間隔を6~7カ月に短縮する。米製薬大手ファイザーと飲み薬200万回分の確保で基本合意したとも明かした。

日本経済新聞12月18日)

 

同一企業2工場30人感染 群馬。群馬県は17日、新型コロナウイルスの感染者が新たに52人確認されたと発表した。このうち30人が同一企業が運営する同県桐生市の工場と同県太田市の工場の従業員だった。

日本経済新聞12月18日)

 

航空 年末年始予約4割増。航空各社が17日に発表した2021年度の年末年始の国内線予約数は、20年度比4割増の288万4178人となった。新型コロナウイルスの新規感染者数が低水準で推移し、帰省客や観光の需要が回復している。ただ、全日本空輸(ANA)と日本航空(JAL)の大手2社の予約数は19年度の同日比で7~8割の水準で、コロナ前には届かない。

日本経済新聞12月18日)

 

「オミクロン 効果低下も」中外社長 抗体カクテル巡り。中外製薬の奥田修社長は17日、国内で販売する軽症から中等症の新型コロナウイルス患者向けの抗体カクテル療法「ロナプリープ」について、新変異型のオミクロン型では「効果が弱まる可能性がある」と指摘した。同薬を開発した米リジェネロン・ファーマシューティカルズが初期の分析をし、効果が低下すると発表したことを受けて発言した。

日本経済新聞12月18日)

 

オミクロン、風邪症状多く。英国で感染が広がっている新型コロナの変異型「オミクロン型」について、鼻水や喉の痛みなど通常の風邪に似た症状が多いことが16日、首都ロンドンでの調査でわかった。英全体では同日、過去最多の約8万8千人の新規感染者を確認した。

ロンドンで実施された調査は、英キングス・カレッジ・ロンドンの遺伝疫学者ティム・スペクター教授が立ち上げた「ゾエCOVIDシンプトム・スタディー」。アプリで感染者が自分の症状を入力することで、流行中のウイルスの症状を把握する仕組みだ。オミクロン型で多かった症状は鼻水、頭痛、疲れ、喉の痛みなど通常の風邪と同様だった。スペクター教授は「風邪の症状がある人は家にいるべきだ。これにより流行を遅らせられる」と指摘した。

ロンドンでは感染者の7割がオミクロン型とみられる。

日本経済新聞12月17日夕刊)

 

植物由来のコロナワクチン 田辺三菱、カナダで申請。田辺三菱製薬は17日、カナダの子会社メディカゴが開発中の新型コロナウイルスワクチンについて、カナダで承認申請したと発表した。認められれば世界初の植物由来の新型コロナワクチンとなり、2022年3月までの供給開始を目指す。

承認申請したのは「ウイルス様粒子(VLP)」タイプのワクチン。植物にウイルスの遺伝子を組み込み、葉からウイルスの形を模した粒子を抽出する。

ファイザーなどのメッセンジャーRNAタイプに比べ、生産コストを抑えられると見込む。生育の早いタバコ属の植物を使うため、5~8週間で効率的に生産できる。

日本経済新聞12月18日)

 

水際対策 期限延長へ。政府は、新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」への水際対策について、年末までの期限を当面、延長する方針を固めた。具体的には、すべての国と地域からの外国人の新規入国を原則禁止する。延長期間については、オミクロン株の流行状況を見極め慎重に判断する。

(読売新聞12月18日)

 

EU ファイザー飲み薬承認。EUの薬事当局「欧州医薬品庁(EMA)」は16日、米製薬大手ファイザー製の新型コロナウイルス感染症の経口薬(飲み薬)「パクスロビド」について、緊急使用を認めるとの見解を発表した。

(読売新聞12月18日)

 

オミクロン 中国本土初の市中感染。中国広東省広州市の衛生当局は16日、新型コロナウイルスの「オミクロン株」に市中で感染したとみられる事例が見つかったと発表した。オミクロン株の市中感染は中国本土で初めてとなる。

(読売新聞12月18日)