歴史が面白い567

令和4年1月4日

  <1月4日>

「#オミクロン全員入院見直し。

 #病床逼迫リスク再び 東京 空床の即時把握できぬまま。

 #感染3カ月ぶり1000人超。

 #米英で入院増。

 #下水からコロナ検出。」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

オミクロン全員入院見直し。岸田文雄首相は4日、新型コロナウイルスの変異型「オミクロン型」への対応を説明した。感染が急拡大する地域で陽性者全員が入院、濃厚接触者が宿泊施設で待機する現在の体制を見直す。米ファイザー製飲み薬について「2月中のできるだけ早くに実用化をめざす」と表明した。

三重県伊勢市で年頭の記者会見に臨んだ。現行方式を見直す前に在宅療養の仕組みを整える。①陽性が判明した翌日までに患者に連絡し、健康観察や訪問診療を開始②療養開始の翌日までに血中酸素を測るパルスオキシメーターを届ける③診断翌日までに飲み薬を投与ーの体制を構築する。

日本経済新聞1月5日)

 

病床逼迫リスク再び 東京 空床の即時把握できぬまま。新型コロナウイルスの感染が再拡大し、「第6波」が間近に迫ってきた。世界で猛威を振るう「オミクロン型」の市中感染が日本でも始まり、今後は医療体制をいかに維持できるかが焦点となる。日本経済新聞の調査によると、昨夏の第5波では東京都などで病院間の連携が進まず、補助金を得ながら患者を受け入れない「幽霊病床」が多く生まれた。限りある医療資源を生かすには、地域での情報共有を徹底し、病床を「見える化」することが急務になる。

日本経済新聞1月5日)

 

感染3カ月ぶり1000人超。新型コロナウイルスへの感染が新たに確認された人は4日、都道府県全体で1151人となった。空港検疫などでの確認を除いて1000人を上回るのは2021年10月6日以来、およそ3カ月ぶりとなる。

沖縄県玉城デニー知事は4日、感染が急拡大していることから緊急事態宣言に準じる「まん延防止等重点措置」の適用の要請を検討する考えを示した。松野博一官房長官は同日に玉城氏と電話で協議し「沖縄県から要請が正式に出された場合は速やかに検討する」と伝えた。

日本経済新聞1月5日)

 

米英で入院増。新型コロナウイルスのオミクロン型の感染急拡大によって、米国や英国の入院患者が増加している。米疾病対策センターCDC)によると、米国での1日の新規入院者数(7日移動平均)は1万2739人となり、1年弱ぶりの高水準となった。新型コロナに感染した医療スタッフなどが勤務できなくなり、医療現場のでの人手不足も大きな問題になっている。

米ジョンズ・ホプキンス大の集計によると、米国の1日あたり新規感染者数は3日に初めて100万人を超えた。オミクロン型はワクチンを接種した人などでは重症化しにくいとの分析もあるが、感染者の大幅な増加で入院者数も急速に増えてきている。

英国でも新規入院者数が12月27日に1915人となり、約11カ月ぶりの高水準となった。国民医療制度(NHS)によると、イングランドでは12月26日時点で新型コロナにより2万4632人の医療スタッフが休んだという。

日本経済新聞1月5日)

 

下水からコロナ検出。政府は2021年度中にも、下水から新型コロナウイルスを検出する実証実験を始める。高齢者施設や大学の学生寮など全国数十か所を念頭に、施設単位で調査する。無症状者を含む感染者を早期に見つけ、クラスターが広がるのを防ぐ新たな手法の開発をめざす。

日本経済新聞1月5日)