令和4年1月5日
<1月5日>
「#適用要件厳しく 接種証明で行動制限緩和。
#国内感染2600人自治体警戒。
#「全員入院」見直しに基準。
#重症化リスク WHO「低い」 オミクロン、鼻喉に炎症。
#西安、4万人超集中隔離。
#航空2社 コロナ前8割弱。
#コロナ飲み薬 申請遅れ 塩野義 最終治験の後半開始。
#オミクロン、米欧景気に影。」
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適用要件厳しく 接種証明で行動制限緩和。政府は飲食店やイベント参加での行動制限を緩める「ワクチン・検査パッケージ」の制度を改める。新型コロナウイルスの変異型「オミクロン型」を踏まえ、対象者の要件を厳しくする案などが浮上する。専門家の意見を聞いて7日にも判断する。
(日本経済新聞1月6日)
国内感染2600人自治体警戒。新型コロナウイルスの新規感染者が5日、2638人となった。前日より約400人多い623人に急増した沖縄県は6日にも緊急事態宣言に準じる「まん延防止等重点措置」を国に要請する方針だ。変異ウイルス「オミクロン型」拡大を受け、独自の警戒レベルを引き上げる自治体も相次いでいる。
(日本経済新聞1月6日)
「全員入院」見直しに基準。厚生労働省は5日、新型コロナウイルスの変異型「オミクロン型」感染者の入院基準の見直しを都道府県に通知した。「全員入院を続けた場合、3週間後に病床使用率が50%を超えると想定される」などと自治体がが判断すれば、従来型と同様に自宅や宿泊施設での療養を認める。
同省によると既に大阪府と滋賀県が変更を決め、沖縄県や愛媛県も検討中という。
(日本経済新聞1月6日)
重症化リスク WHO「低い」 オミクロン、鼻喉に炎症。WHOの対策チームは4日、新型コロナウイルスの変異型「オミクロン型」について、他の変異型より重症化リスクが低い可能性が高まっているとの見解を示した。鼻や喉の炎症は多い一方、肺に達して肺炎を引き起こすリスクは低いとした。ただ感染力は高く、専門家は3密回避など感染対策の継続を呼びかける。
(日本経済新聞1月6日)
西安、4万人超集中隔離。新型コロナウイルスの流行で都市封鎖が続いている中国陝西省西安市の当局者は5日、4日時点で約4万2000人を集中隔離していると明らかにした。中国メディアが報じた。感染拡大の勢いを抑え込みつつあるとの認識も示したが、厳しい状況が続いている。
(日本経済新聞1月6日)
航空2社 コロナ前8割弱。国内航空11社が5日発表した年末年始の国内線旅客数は、前同期比91%増の315万9192人だった。新型コロナウイルスのワクチン接種が進んだのを受け帰省や旅行の需要が戻り、大手2社の旅客数はコロナ禍前の19年度比で8割弱まで回復した。
(日本経済新聞1月6日)
コロナ飲み薬 申請遅れ 塩野義 最終治験の後半開始。塩野義製薬は5日、開発中の新型コロナウイルスの飲み薬について、2021年中を目標としていた承認申請が遅れていると明らかにした。国内の新型コロナ感染者の減少で治験の対象者集めが難航しているため。最終段階の治験の後半部分を始めたことも発表し、海外でも治験を実施して厚生労働省への早期の承認申請を目指す。
(日本経済新聞1月6日)
オミクロン、米欧景気に影。欧米で新型コロナウイルスの変異型「オミクロン型」の感染者が急増し、景気の下押し圧力が強まっている。外出を控える人が増え、飲食・宿泊や航空などのサービス需要の落ち込みを示すデータが出てきた。人手不足による供給制約もしばらく続きそうで、欧米景気の先行きに影を落とす。
(日本経済新聞1月6日)