歴史が面白い678

令和4年4月27日

  <4月27日>

「#欧州 危機脱す。

 #ウィズコロナ 世界に遅れ。

 @ロシア、東欧2カ国ガス停止。

 @日本外交官ら追放。

 @国連総長 調整難航。

 @米欧連帯 兵器供与強める。」

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欧州 危機脱す。欧州連合(EU)の執行機関・欧州委員会のウルズラ・フォンデアライエン委員長は27日の声明で、欧州での新型コロナウイルス感染状況について「緊急対応から、より持続可能なコロナの管理へと移行し、パンデミックの新たな段階に入りつつある」と述べ、危機的状況は脱したとの認識を示した。

欧州疾病対策センターECDC)によると、ノルウェーアイスランドを含む欧州30か国の4月22日時点の新規感染者数は約26万人と、今年1月時点の約6分の1まで減少した。ワクチンを接種した人の割合は、72.6%に上る。

(読売新聞4月28日)

 

ウィズコロナ 世界に遅れ。政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会は27日、今後の感染拡大時の対策として4通りの考え方を示した。法令に基づく行動制限や特別な医療対応をしない想定も含む。現時点では従来の対応の継続も併記する論点整理にとどまる。ウイルスの特性を考慮して制限を緩め、経済の正常化を進める米欧などとの差はなお大きい。

日本経済新聞4月28日)

 

ロシア、東欧2カ国ガス停止。ロシア国営ガスプロムは27日、東欧のポーランドブルガリアへの天然ガスの供給を停止したと発表した。ロシア産ガスの輸入比率が4割と高い欧州は調達先の多様化などで依存脱却を急ぐが、依存度が高いドイツなどの動向が焦点となる。

日本経済新聞4月28日)

 

日本外交官ら追放。ロシア外務省は27日、ロシアに駐在する日本の外交官ら8人を国外追放すると発表した。日本政府がロシアの外交官ら8人を国外追放したことへの対抗措置。

日本経済新聞4月28日)

 

国連総長 調整難航。国連のアントニオ・グテレス事務総長は26日、訪問先のモスクワでロシアのプーチン大統領と会談した。プーチン氏は、民間人の退避への協力や停戦協議の継続に応じる姿勢は示しながらも、責任はウクライナ側にあるとの一方的な主張は崩さなかった。南東部マリウポリなどへの露軍の攻撃は続いており、28日のウクライナ訪問を残すグテレス氏の調停は難航している。

(読売新聞4月28日)

 

米欧連帯 兵器供与強める。米欧各国は26日、ロシアの侵攻を受けるウクライナへの軍事支援に関する会合をドイツで開き、兵器の供与を強化し、ウクライナ軍を勝利に導く目的を共有した。東欧諸国が持つ旧ソ連製に加え、米国や西欧の兵器をより多く引き渡す方針だ。ロシアはNATOの「参戦」に反発を強める。

「我々はロシアが近隣諸国を脅かす能力を低下させたい」米国のオースティン国防長官は会合後の記者会見でロシアの「弱体化」を目指す考えを明言した。ドイツの米空軍基地で開かれた米国主導の会合には、対面とオンラインで40か国以上が参加した。日本からは岸防衛相が出席し、イスラエルフィンランドなども加わり、さながら「対露連合国」の様相となった。

(読売新聞4月28日)