大吉日記

今まさに大きな歴史が動いている。新型コロナウイルス感染症の世界的な流行だ。毎日毎日新しいニュースが世界中から入ってくる。コロナの話は毎日、テレビや新聞に載っており、その時々はよくわかったつもりになっているが、後で振り返ると多分記憶がぼんやりとして、少し詳しく人に話せるものにはならないだろう。今まで起きた心に残るような大事件やイベントにおいてそうであったから、今回はそうならないように、毎日の新聞記事を中心に書き記しておきたいと考えた。

歴史が面白い250

令和3年2月20日

  <2月20日>

ワクチン 柔軟な対応に道。米製薬大手ファイザー製の新型コロナウイルスワクチンが1回の接種でも高い予防効果があったとイスラエルの研究機関が20日までに発表した。各国は2回の接種を前提に準備を進めるが、ワクチン不足が懸念されるなかで当面は多くの人に1回の接種を優先する道が開ける。

ファイザーは超低温のセ氏マイナス60~80度が必要としてきた管理法についても、同15~25度で2週間の保管が可能とするデータを米食品医薬品局(FDA)に提出したと発表した。(日本経済新聞2月21日)

 

ワクチン 国内で生産準備新型コロナウイルス禍の長期化を念頭に、国内企業のワクチンの開発・生産準備が本格化する。武田薬品工業は国内の自社工場でライセンス生産する米バイオ製薬ノババックスのワクチンの臨床試験(治験)を近く始める。第一三共も3月メドに自社開発ワクチンの治験を開始する。輸入ワクチンに頼る現状では供給リスクがあり政府も国産化対応を後押しするが、スピード感で課題も残る。(同)

 

コロナワクチン 副作用か厚生労働省は20日、新型コロナウイルスのワクチン接種を受けた2人に、副作用の疑いがあるジンマシンや悪寒などの症状が出たと発表した。じんましんの症状が出た人は、富山労災病院で19日に接種を受けた。厚労省によると、ほかに接種を受けた1人に悪寒や震えの症状が出た。接種場所などは公表していない。(同)

 

高齢者施設 クラスター封じ新型コロナウイルスの新規感染は減少傾向にある一方、高齢者施設でのクラスター発生が続いている。政府は今月、高齢者施設向けの感染対策として、「集中検査」や「専門家派遣」などを打ち出した。重症化しやすい高齢者の命を守るため、クラスターの拡大抑制が急務だ。

重要なのは、感染者が発生した時の初期対応だ。厚労省は10日、都道府県などに、地域の感染症の専門家らによる支援チームを3月末までに編成するよう要請した。感染者と他の入所者が接触しないようにするための施設内の区域分けや、防護服の着脱法などの対策を施設側に指導する。

対策の切り札と期待されるのがワクチンで、高齢者の接種は4月以降に始まる予定だ。高齢者施設の職員も、接種後に健康観察を行う医師がいるなどの条件をクリアすれば同時期に接種を受けられる。(読売新聞2月21日)

 

(コメント)

高齢者施設のクラスター封じに派遣される支援チームについて、厚労省のアドバイザリーボードの資料をみると、ICTやFETP、DMAT・DPATなど横文字の資格などが並べられている。

ICTはITの話ではなく、インフェクション・コントロール・チームで医師、看護師、薬剤師、臨床検査技師などの資格を持つ人が横断的に病院全体の感染対策活動に従事するチームのこと。

FETPは感染症危機管理を行う育成プログラムのことで、支援チームにはそのプログラムを学んだ人を入れるということ。

DMATは災害派遣医療チーム、DPATは災害派遣精神医療チームで主に災害時に活躍するチームのことだ。

高齢化施設で感染者が確認されたときの初期対応がまさに非日常であり、災害のような混乱が起きるという前提でこのような専門家が支援に駆け付けるということだ。

まさに初動ですばやく火消しを行うということだ。