令和4年2月21日
<2月21日>
「#都の新規感染1万人下回る。
#高齢者施設クラスター最多。
#小児ワクチン週内配送。
#コロナ薬 病院・国も後押し 開発急ぐ塩野義 現場追う。
#豪、全面受け入れ ワクチン接種の渡航者。
#感染隔離の義務 英撤廃へ。
#自宅療養 代行依頼の苦悩。
#飲酒・喫煙 コロナ抗体低下。」
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都の新規感染1万人下回る。東京都は21日、新型コロナウイルスの感染者が新たに8805人確認されたと発表した。1日の新規感染者が1万人を下回るのは1月24日以来で約1カ月ぶり。直近1週間平均の新規感染者は約1万4586人で、前週(約1万5446人)の94.4%だった。累計の感染者は91万5369人となった。
都内の重症者は前日から5人減って82人だった。新たに30人の死亡が確認され、累計の死者数は3478人となった。
(日本経済新聞2月22日)
高齢者施設クラスター最多。新型コロナウイルスの感染拡大を巡り、高齢者施設への対策が急務となっている。厚生労働省が集計する同施設のクラスターの発生件数は13日までの1週間で455件と過去最多になった。
(日本経済新聞2月22日)
小児ワクチン週内配送。新型コロナウイルスの小児向けワクチンの配送が週内に始まる。接種は政府が当初予定した3月より早まり、2月中に始まるが、足元の供給量は限定的で、本格化は3月以降となる見通しだ。
(日本経済新聞2月22日)
コロナ薬 病院・国も後押し 開発急ぐ塩野義 現場追う。塩野義製薬が実用化を目指す新型コロナウイルスの飲み薬開発が急ピッチで進んでいる。新たな変異型「オミクロン型」の登場で感染者が激増。臨床試験(治験)の進行を速めるため、塩野義だけでなく病院や支援企業も奔走する。塩野義は2月中にも中間の解析結果をもとに製造販売の承認を申請する方針。
(日本経済新聞2月22日)
豪、全面受け入れ ワクチン接種の渡航者。新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、厳しい入国制限を敷いてきたオーストラリアで21日、2回のワクチン接種を条件に海外からの渡航者の全面的な受け入れが再開した。約2年にわたる規制で大きな打撃を受けた観光業界は回復への期待を膨らませる。
(日本経済新聞2月22日)
感染隔離の義務 英撤廃へ。英政府は新型コロナウイルスの感染者の隔離義務をなくすなど、規制をほぼ撤廃する方針だ。ワクチン接種が進み、重症者や死者が増えていないためで、コロナとの共生策として打ち出したい考えだ。ただ医療関係者などからは拙速だとの声もあがる。支持率が落ちたジョンソン政権が成果を示すために規制解除を急いでいるとの指摘もある。
(日本経済新聞2月22日)
自宅療養 代行依頼の苦悩。新型コロナウイルスによる自宅療養者が50万人を超えるなか、買い物などを代行するサービスへの依頼が急増している。自治体の食料品配布の遅れもありニーズが高まった。代行業者の1日を追うと、依頼内容から不自由な暮らしが続くストレスや世間の目を苦慮する感染者の姿が浮かび上がった。
(日本経済新聞2月22日)
飲酒・喫煙 コロナ抗体低下。飲酒や喫煙の生活習慣が、新型コロナウイルスのワクチン接種後にできる抗体量を下げるとする研究が相次いでいる。WHOは、新型コロナのリスクを上げる生活習慣の見直しを勧めている。
東北大東北メディカル・メガバンク機構が宮城県内で27~94歳の約3000人を調べた研究によると、2回目接種の1~3か月後の抗体量は、1日2合以上飲酒する人は普段飲まない人より20%、1日20本未満の喫煙をする人は非喫煙者より26%低くなった。栗山進一・東北大教授(分子疫学)は「ワクチンの効果も下がる可能性が高い」と話す。
(読売新聞2月22日)