大吉日記

今まさに大きな歴史が動いている。新型コロナウイルス感染症の世界的な流行だ。毎日毎日新しいニュースが世界中から入ってくる。コロナの話は毎日、テレビや新聞に載っており、その時々はよくわかったつもりになっているが、後で振り返ると多分記憶がぼんやりとして、少し詳しく人に話せるものにはならないだろう。今まで起きた心に残るような大事件やイベントにおいてそうであったから、今回はそうならないように、毎日の新聞記事を中心に書き記しておきたいと考えた。

歴史が面白い306

令和3年4月17日

  <4月17日>

全国感染 4日連続4000人超。国内のしんがたの感染者は17日、4日連続で4千人を超えた。兵庫、徳島、沖縄の3県で過去最多を更新。東京、神奈川、千葉、埼玉の1都3県が、3月21日までの2回目の緊急事態宣言が解除されて以降、最多を更新するなど感染拡大の傾向が続いている。(日本経済新聞4月18日)

 

変異型 関西・東京8割新型コロナウイルスの国内感染で変異ウイルスが主流になってきた。関西圏と東京都では約8割が変異ウイルスに置き換わりつつあり、特に流行するのは感染力が1.3倍と高い英国型だ。都内では由来が分からず免疫効果を下げる可能性のある変異ウイルスも流行しており、今後本格化するワクチン接種の効果に与える影響も懸念される。

感染研は英国型が「大阪市を中心とした急速な流行の拡大の背景にある」とみている。

英国型は関東でも広がりを見せる。東京都健康安全センターがまとめた「都内の変異株の発生割合」によると、11日までの1週間で、調査対象となった新規感染者の約8割が変異ウイルスに感染していた。

2月中旬までは4割程度に過ぎず、従来型が過半を占めていたが、この2カ月で逆転。とりわけ2月までは0%だった英国型が新規感染者の4割に拡大しており、増加が顕著だ。

関東では発生地が不明の「R1系統」と呼ばれる変異ウイルスも流行しており、46%を占める。海外での報告もあり、国内に持ち込まれたと推測されているが、発生国はわかっていない。感染力を高める英国型と異なり、免疫の効果を下げる変異が懸念されている。

慶応大学が東京都、神奈川県、埼玉県の関連病院でのゲノム解析を実施した結果、関東地域で1月以降、RI系統が徐々に増えているという。慶応大臨床遺伝子センターは「ワクチンの予防効果が低くなるなどの懸念があるが、今のところそのようなデータはない。今後の流行の動向を注視する必要がある」としている。(同)

 

欧米で接種制限広がる新型コロナウイルスのワクチンの接種を制限する動きが出始めた。一部ワクチンで投与後に血液の塊「血栓」ができる症例が報告されたため、米国が接種を一時停止したほか、英国は接種対象を制限した。ワクチンと血栓の因果関係は不明だが、各国の規制当局は警戒を強めている。米疾病対策センター米食品医薬品局は13日、全米各州に米ジョンソン・アンド・ジョンソン(J&J)のワクチン接種を控えるよう勧告を出した。2月に緊急使用の許可を得て、すでに680万回以上が投与されているが、6人で脳内に深刻な血栓による症状が起きたという。

同様な報告が英アストラゼネカ(AZ)などのワクチンからも届いた。欧州医薬品庁(EMA)は2500万人の投与データをもとに、非常にまれな血栓症が86人で発生したと7日に発表した。

英国は7日、30歳未満の人は米ファイザーなど他社製のワクチンを推薦する方針を発表した。デンマークなども接種制限を設ける。オーストラリアは50歳未満はAZ製以外を接種するように呼びかけたほか、J&J製の購入を取りやめた。

J&JやAZのワクチンは「ウイルスベクター」と呼ばれる種類だ。ファイザーなどが開発した「mRNA」というタイプとは異なる技術だ。米英などが慎重な姿勢をみせる背景には、国民への接種が進み選択肢に余裕が出た面がある。国民が接種した割合は英国59%、米国57%と高い。ファイザー製やモデルナ製の供給が順調で、全体の接種計画に影響が出ないとみている。(同)

 

世界死者300万人。米ジョンズ・ホプキンス大のまとめによると、新型コロナウイルスによる世界の死者数が300万人を超えた。2~3月は小康状態となっていたが、変異ウイルスの影響で再び増えており、ブラジルやインドなどの死者数が多い。(同)

 

コロナ下 売れる高額品。ダイヤモンドや高級車、億ションなど高額品の市場が活況を呈している。各国の株価は記録的な高水準で、金融資産を持つ富裕層が消費に動いた。新型コロナウイルス禍で海外旅行などのサービス消費にお金を使いにくくなった面もある。(同)

 

 

(コメント)

アストラゼネカなどのワクチンの接種制限が広がっている。

 

デンマークについても制限を設けるとしているが、BBCの報道によると、デンマーク政府は14日、アストラゼネカのワクチンの使用を完全に中止すると発表した。

 

これにより、デンマークのワクチン接種事業は数週間の遅れが出るとみられる。

国家保健委員会によると、4万人に1人の割合という、予想よりも高い確率で血栓が発生することが研究によって示されたという。

デンマークではワクチンとかかわりのある血栓が2件報告されたと伝えた。そのうちの1人、60代の女性は亡くなったという。

 

中止の決断の理由として、これから接種の対象となるグループは、新型コロナで重症化リスクが低い。アストラゼネカのワクチンによる深刻な副反応のリスクがわかっている以上、それがごくまれだとしても重視すべきだという。

 

デンマークではこれまで100万人近くがワクチンを接種し、うち約15万人がアストラゼネカ製だという。このほかファイザー製とモデルナ製が使用されている。

こうした中、チェコの副首相はデンマークが使わないアストラゼネカ製ワクチン240万回を買い上げるよう駐デンマーク大使に指示したという。

 

副反応の事例が各ワクチンでも報告されているが、そもそもワクチンで完全はない。

副反応のリスクよりも接種によるメリットが上回るとすればワクチンの接種は正当化される。

これは突き詰めれば個別の話になる。

デーマークの場合は、ほかのワクチンが確保されているという前提のもとに、リスク比較をしたのだ。アストラゼネカ製ワクチンの対象としていたグループは重症化リスクは低くく、血栓のリスクの方が大きいと判断したということだ。

少々遅れても、わさわざアストラゼネカ製ワクチンを打つことはないということだ。

 

買い入れ指示を出したチェコの場合は状況が異なるということだ。

これは個人の場合のワクチン接種の判断も同じだ。