歴史が面白い329

令和3年5月10日

  <5月10日>

自宅療養中など17人死亡大阪府は10日、3月以降に入院調整中や自宅療養中などの新型コロナウイルスの患者が適切な治療を受けずに計17人死亡したと発表した。

亡くなった17人の内訳は、入院先の調整中4人、宿泊療養先の調整中2人、自宅療養中9人のほか、保健所が感染判明後に連絡を取る前に死亡した患者も2人いた。年代別では60代が6人で最も多く、80代が5人、50代が3人と続き、30代も1人いた。府によると自宅療養中に亡くなったのは「第3波」で60代の1人だった。「第1波」「第2波」ではいなかった。府は第3波を含めた18人のうち、基礎疾患があったのは半数の9人としている。

「入院・療養等調整中」は前回の宣言解除後の3月1日時点で63人だったが、今回の宣言が適用された4月25日には2877人まで増加。5月10日には3302人と約2週間で14.8%増えた。自宅療養者も4月25日に初めて1万人を超え、5月10日時点で1万4504人となった。(日本経済新聞5月11日)

 

歯科医師会、月内に研修日本歯科医師会新型コロナウイルスのワクチンを接種するためのオンライン研修を月内に始める。歯科医による筋肉注射が特例で容認されたことを受け、接種人材の不足解消に向け協力する。(同)

 

「一時的増収」は扶養維持新型コロナウイルスのワクチン接種を巡り、資格があって仕事に就いていない「潜在看護師」などに活躍してもらうため、厚生労働省は一時的に収入が増えても社会保険制度の扶養から外れない仕組みを周知している。保険料負担増に対する懸念が復職を阻んでいるとの指摘に踏まえ、仕組みの活用を改めて強調した。

(同)

 

ワクチン「年内供給も」塩野義製薬の手代木功社長は10日、開発中の新型コロナウイルスのワクチンについて、条件がそろえば年内の国内供給が可能になるとの見方を示した。臨床試験や承認申請の方法などについて国と協議を進めており、なるべく早期に供給を始められるよう目指すとした。(同)

 

接種加速へ能力なお不安。高齢者向け新型コロナウイルスワクチンの市区町村への供給が本格化する。10日から2週間で、高齢者の約半数に相当する量が届く見通し。市区町村にはネットや電話で接種予約が殺到し、枠がすぐ埋まる状況が続く。供給増に備え、円滑な予約対応や医療従事者の確保が一段と重要になる。(同)

 

(コメント)

大阪が深刻な状況となっている。

入院調整中や自宅療養中で3月以降17人が亡くなっている。

第1波、第2波ではゼロ、第3波で1人で今回が17人と急増である。

第1波の後、世界に誇る医療体制で日本モデルの成果と安部首相が言っていたのが、これである。

完全に医療崩壊だ。

昨年春のイタリア、スペインで高齢者施設で起きていたことが日本でも起きてしまった。入院できないのだ。

大阪では入院したくても今入院できない人が3302人(5月10日)いるという。

もうこうなったら戦時体制のようなことをしないと国民の生命は守れない。

対処方法は人の流れをとめて人を封じ込める、コロナを封じ込めるしかない。

いよいよ企業にも強くリモートを呼びかけることだ。

あとは患者の受け入れ先を県をまたいで広げるよう国から強い要請を出すべきだ。