歴史が面白い353

令和3年6月3日

  <6月3日>

職場接種「1000人以上」から新型コロナウイルスワクチンの職場や大学での接種が21日から始まる。まずは従業員1000人以上で専属の産業医がいる事業所が対象だ。予防接種の実施主体である市区町村と委託を結びワクチンの供給を受ける。費用は国が全額負担する。医師や看護師らの人手確保は課題になる。(日本経済新聞6月4日)

 

接種優先枠自治体独自に。64歳以下への新型コロナウイルスワクチン接種に独自に優先枠を設ける自治体が相次いでいる。感染の影響が大きい教職員や保育士、バス運転手らを先行させるなど、感染の早期収束へワクチンを有効利用する。(同)

 

変異型1回接種効果薄く新型コロナウイルスのワクチンの効果に対する分析が進んできた。米疾病対策センターCDC)によると1回の接種でも感染リスクは約80%減る。ただ、変異型には1回だけでは効果が低いことも明らかになっている。(同)

 

新変異「インド型の派生」。WHOベトナム事務所のキドン・パク代表は2日、日本経済新聞のオンライン取材に応じ、ベトナム政府が公表した新型コロナウイルスの新たな変異型について「いわゆるインド型の派生で、英国型との混合ではない」との見方を示した。(同)

 

都市封鎖解除 英国で慎重論新型コロナウイルス対策のロックダウンを段階的に緩和する英国で、インド型の変異ウイルスへの警戒が強まっている。ワクチン接種が進んで死者は一時ゼロになったが、足元でインド型の感染者が4分の3を占めるなど感染増の兆しが出てきた。専門家からは都市封鎖の解除を遅らせるべきだとの声も出ている。

2000人前後に抑えられてきた1日当たりの新規感染者が、3000人を超える日が続いているためだ。現時点で1回目の接種を終えたのは全成人の75%に達したが、2回目の接種を終えたのは50%にとどまっている。(同)

 

台湾にワクチンきょう124万回分。政府は新型コロナウイルスのワクチンの調達が遅れている台湾に対し、4日に英アストラゼネカ製ワクチンを124万回分提供する方針を固めた。その後も複数回に分けて提供する。短期間で届けられるよう国際的な枠組みは使わず、政府主体で行う考えだ。(朝日新聞6月4日)

 

パンデミック中の開催「普通ではない」。政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長は3日の参院厚生労働委員会で、東京五輪をめぐり「パンデミックの所でやるのは普通ではない」と発言したことが、与野党に波紋を広げている。(同)

 

 

(コメント)

英国で第3波が始まりつつあるとの懸念が示されている。

減少傾向にあった感染が反転しているのだ。原因はインドで流行している変異株デルタだ。

6月1日には死者がゼロになったとの報道もされており、なんとも錯綜する情報が飛び交っている。

ロックダウンも段階的に緩和されている。

店内飲食も認められており、6月21日には全面解除でマスク規制も緩和されるスケジュールだった。

感染者は1日当たり2000人から3000人を超える日が続き、3日には4000人を超えている。

変異株デルタはワクチン効果が低いとされていたが、今回、米国CDCからは2回打たないと効果がないとの分析が出された。

次々と現れる変異株にワクチンも効果がなくなってきている。

いつ終わるのだろうか。