歴史が面白い380

令和3年6月30日

  <6月30日>

高齢者8割、月末完了。高齢者のうち、新型コロナウイルスワクチンの1回目の接種を終えた人の割合が29日時点で6割を超えた。今のペースが続けば7月末に8割近くが2回目の接種も完了する見通し。東京都などでは若者を中心に感染が再拡大し始めているが、高齢者に接種が行き渡れば重症化の抑制につながる期待も出ている。(日本経済新聞7月1日)

 

ワクチン証明書EU稼働。EUで新型コロナウイルスのワクチン接種を証明するシステムが7月1日から本格稼働する。夏のバカンス期に観光などを目的とした多くの人の移動にお墨付きを与え、景気浮揚につなげる考えだ。EUでも変異ウイルスの感染が広がりつつあり、人の移動の正常化と感染抑制の両立の取り組みが成功するか注目を集めている。

EUが導入する「デジタルCOVID証明書」には、ワクチン接種完了や新型コロナ感染からの回復といったデータが記録され、QRコードのついた形でデジタルや紙で発行される。空港などで提示することで、事前の検査や隔離期間が免除される。(同)

 

米ロサンゼルス・イリノイ州 マスク着用再び推奨。米国で新型コロナウイルスのインド型(デルタ株)に対する警戒感が広がってきた。感染力が従来型より強いデルタ株は米国でも急速に広がっており、カリフォルニア州ロサンゼルス郡やイリノイ州は市民にマスク着用を再び呼びかけた。ワクチン接種を背景に経済再開で先行してきた米国だが、感染拡大が深刻になれば水を差す可能性もある。

世界でもデルタ株の拡大を受けて、感染対策を再強化する動きは広がっている。WHOはワクチン接種を完了した人でもマスク着用と人と人との距離を保つことを継続するよう推奨。世界に先行して接種が進んでいたイスラエルでは6月15日に解除したばかりのマスク着用ルールを25日に再び義務化した。(同)

 

首都圏コロナ再拡大 鮮明。東京都の新型コロナウイルスの新規感染者数は30日、714人に上り、5月26日以来の700人超えとなった。新規感染者数は、読売新聞の集計で30日までの1週間で人口10万人あたり25.6人となり、最も深刻な「ステージ4」(25人以上)に達した。首都圏で感染再拡大(リバウンド)の基調が明確になり、30日に開かれた厚生労働省の助言機関は「東京から感染を波及させないよう、対策の徹底が必要」と警鐘を鳴らした。(読売新聞7月1日)

 

対応遅れなら病床逼迫。今後の新型コロナウイルスの感染状況について、専門家は、-早期の対応を取らなければ病床の逼迫もありうるとの見方を示している。ワクチンの効果により、重症者用の病床よりも先に、感染者用の一般病床が逼迫するとの分析もある。(同)

 

(コメント)

米国のロサンゼルスやイリノイ州でマスク着用が推奨され、イスラエルでもマスク着用が義務化されたという。

英国でも感染者が1日2万人を超えている。

ワクチン先行国でも感染拡大にはワクチンだけでは通用しないらしい。

ワクチンを打っても感染するとしたらこれからどうなるのか。

この先もマスクをし続けることになるのであろうか。

今のところワクチンの効用は重症化しないということらしい。

それならば高齢者にはワクチン接種で重症化しないようにし、若者についてはインフルエンザ並みの対応にし経済を回していく。

これがこれからの姿なのではないだろか。

そろそろこれからのウイズ・コロナの常態を冷静に考えていく時ではないか。

五輪を機にそれを打ち出すことができたら良かったのに残念だ。