歴史が面白い399

令和3年7月19日

  <7月19日>

英「コロナ共生」へ賭け。英国の人口の大半を占めるイングランドで19日、ほぼ全ての新型コロナウイルスに関する規制が解除された。

とはいえ、感染者や重症者を医療崩壊を招かない水準に抑え続けられるかは不透明だ。英インペリアル・カレッジ・ロンドンのニール・ファーガソン教授は英BBC番組で、1日の感染が10万人に達するのは確実との見通しを示したうえで、「日々の感染者が20万人に達し、新規入院者が2000人に達するかどうかが問題だ」と指摘した。そうなれば、医療体制の「重大な混乱」が起きると警鐘を鳴らす。(日本経済新聞7月20日)

 

(コメント)

英国でコロナ対策に関する規制の全面解除が19日なされた。

これには英国内でも賛否が分かれているようだ。

確かに死者は目立って増えていない。

ワクチンの効果だという。

今現在、感染者は1日5万人を超え、急増中である。

変異株のせいだとしているが、ロックダウンが段階的に緩和してきたことも大きい。

感染が急激に減少したのはワクチンだけではなくロックダウンの効果もある。

専門家は感染者が20万人になり、入院患者が2000人となると医療崩壊だという。

すなわちこの場合は失敗だといわんばかりである。

果たしてどうなるか、賭けである。

 

先渡し金申請 受け付け開始。東京都は19日、新型コロナウイルス対策で飲食店に先渡しする協力金の申請受け付けを始めた。7月12日~8月22日の緊急事態宣言期間中に営業時間短縮などの要請に応じるのが条件で、先渡し金は1店舗あたり112万円。早ければ申請から1週間程度で支給する。(日本経済新聞7月20日)

 

緊急事態「1都3県で」新型コロナウイルス感染者の急増をめぐり、神奈川県の黒岩祐治知事は19日の定例記者会見で、国への緊急事態宣言の要請について「1都3県でやるのがいい」と話し、首都圏で足並みをそろえたい意向を示した。(日本経済新聞7月20日)

 

 

コロナ抗体カクテル承認厚生労働省は19日、中外製薬新型コロナウイルス向け治療薬「抗体カクテル療法」の製造販売を特例承認した。国内のコロナ治療薬は4つ目。重症化リスクがある軽症、中等症の患者に使う。(日本経済新聞7月20日)

 

安全な五輪へ 医療に重責。大会の新型コロナ対策指針「プレーブック」によると、選手たちは入国前96時間以内に2度検査を受け、入国時に72時間以内の陰性証明書を提出した上で、空港でも検査を受ける。それでもウイルスの潜伏期間(長くて14日間ほど)を考えると、検査をすり抜けてしまう可能性はある。このため選手村に入ってからも選手らは毎日、唾液による抗原検査を受ける。この検査で陽性反応がでれば、その唾液を使って、より精度の高いPCR検査を受け、さらに鼻咽頭でのPCR検査を行うという、「3回検査」で念入りに陽性かどうかを確定。その後、陽性者は宿泊療養施設に入るか、コロナ治療が受けられる医療機関に入院するーという流れになる。

(読売新聞7月20日)

 

ベトナム、量産合意ベトナム新型コロナウイルス対策でロシアとの関係強化に乗り出している。同国とロシア製ワクチン「スプートニクV」の生産を月内にもベトナムで始めることで合意した。月500万回分をまかなう方針だ。

ベトナムにとってロシアは旧ソ連時代からの伝統的な友好国で、現在でも大半の武器をロシアから調達している。(日本経済新聞7月20日)

 

コロナ発生源 米で調査要求新型コロナウイルスの発生源を巡り、中国共産党機関紙傘下の環球時報がWHOに対し、米国での調査実施を求める署名をネットで募っている。WHOが武漢での追加調査を提案したことへの反発で、国外からウイルスが持ち込まれたとする中国側の主張を改めて強調する狙いだ。(読売新聞7月20日)