歴史が面白い465

令和3年9月23日

  <9月23日>

コロナ飲み薬、年内にも新型コロナウイルスを治療する飲み薬が年内にも登場する見通しだ。米メルクや米ファイザーが軽症者に使える薬剤の最終段階の臨床試験(治験)を、日本を含む各国で進めている。点滴タイプの既存の治療薬と比べて投与しやすいうえ、量産が簡単なためコストも抑えられる。パンデミック(世界的な大流行)の収束につながると期待されている。

米メルクは米新興リッジバック・バイオセラピューティクスと抗ウイルス薬「モルヌピラビル」を開発中だ。全世界で治験をしており10月にも治験データを公表するとみられる。2021年中に米国で緊急使用許可を申請する見通しを明らかにした。その1~2カ月後に日本でも特例承認を申請する可能性がある。もとはインフルエンザの治療用だったが、コロナにも効果が見込まれる。米保健福祉省(HHS)はメルクと170万回分を12億ドル(約1300億円)で購入する契約を結んだ。メルクは21年末までに1000万回分を生産するための量産準備を進めている。

日本経済新聞9月24日)

 

米、高齢者に3回目承認米食品医薬品局(FDA)は22日、ファイザー製の新型コロナウイルスワクチンの3回目の追加接種(ブースター接種)について、65歳以上や重症化リスクの高い人を対象に承認すると発表した。追加接種が認められるのは、2回目を接種してから少なくとも6カ月後となる。16歳以上65歳未満の追加接種については、承認を見送った。

日本経済新聞9月24日)