歴史が面白い552

令和3年12月20日

  <12月20日>

「#「緊急時、国に権限集中を」菅前首相、コロナ巡り。

 #モデルナ製3回接種 「オミクロン型に有効」。

 #塩野義のコロナ飲み薬 オミクロン型に「有効」。

 #職場接種、3回目前倒し検討。

 #接種3回先行も伸び悩み イスラエル6割台、若年遅れ。」

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 緊急時、国に権限集中を」菅前首相、コロナ巡り。菅義偉前首相は退陣後、初めて日本経済新聞のインタビューに答え、新型コロナウイルス対策の対応を振り返った。国と地方の関係が曖昧だった点をあげ、緊急時には国に権限を集中すべきだとの考えを示した。具体例として厚生労働省自治体、保健所の関係整理を訴えた。

コロナ収束後に全体的な検証が必要だと強調した。「(国と地方は)権限を明確にしたほうがいい。私は国に集中したほうがいいとも思う」と言及した。「国と地方、あるいは政令指定都市特別区とものすごく難しい状況になっている」と説明した。

自ら掲げた1日100万回の接種目標に関し、縦割り行政の問題点をあげた。「日本の省庁は縦割りだ。役所では目標を立てられない。役所の人は常に責任を考える」と語った。

日本経済新聞12月21日)

 

モデルナ製3回接種 「オミクロン型に有効」。米バイオ企業モデルナは20日、同社の新型コロナウイルスワクチンについて、3回目接種をした場合に新たな変異型「オミクロン型」に対応する体内の抗体が大幅に増えたとする臨床研究の結果を発表した。

日本経済新聞12月21日)

 

塩野義のコロナ飲み薬 オミクロン型に「有効」。塩野義製薬は20日、最終段階の臨床試験(治験)を進める新型コロナウイルスの飲み薬について、新たな変異型「オミクロン型」にも有効だったとする実験室レベルでの初期分析を発表した。米ファイザーも開発中の飲み薬についてオミクロン型の増殖を防ぐ効果があるとするデータを公表した。

日本経済新聞12月21日)

 

職場接種、3回目前倒し検討。後藤茂之厚生労働相は20日、企業や大学で実施する新型コロナウイルスの職場接種について前倒しを検討すると表明した。ワクチンの調達や感染拡大の状況によっては2022年3月としていた開始時期を早める方向だ。

日本経済新聞12月21日)

 

接種3回先行も伸び悩み イスラエル6割台、若年遅れ。新型コロナウイルスワクチンの接種を世界有数のスピードで進めたイスラエルが、接種率の底上げに苦慮している。一時は感染の拡大を抑え経済再開や3回目の追加接種でも先行したが、今は変異ウイルスを警戒し外国人の入国を拒んでいる。大規模接種の開始から1年になる同国でも、コロナ禍との戦いは終わりが見えない。

日本経済新聞12月21日)