歴史が面白い586

令和4年1月23日

  <1月23日>

「#国内感染5万人超 2日連続。

 #検査キット在庫急減。

 #濃厚接触待機、短縮も。

 #コロナ飲み薬 行き届かぬ恐れ。

 #感染対策、欧米の学校混乱。」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

国内感染5万人超 2日連続。新型コロナウイルスの新規感染者が23日、5万30人となった。5万人を上回るのは2日連続で、1週間前の2倍の水準となっている。死亡は前日より6人少ない11人が報告された。厚生労働省によると重症者は前日比6人増の430人だった。

日本経済新聞1月24日)

 

検査キット在庫急減。新型コロナウイルスの感染急拡大により感染の有無を調べる抗原検査キットの在庫が急減し、足元では自治体や医療機関での検査が停滞する事態が起きている。政府はコロナの変異型「オミクロン型」に対し、幅広い検査で感染拡大を抑制する方針だった。肝心のキットが足りず、診断や治療の遅れのほか、感染拡大の抑制と社会経済活動の両面にも支障を来しかねない。

集計手法が異なり単純に比べられないが1日の人口1000人あたりの件数は1月中旬時点で英国は約20件、米国は約6件、韓国は約3件なのに対し、日本は約1件だ。

米バイデン政権は計10億個のキットを国民に配る方針を打ち出したほか、フランスでは20年にすでに薬局などで無料で検査できる対応をしていた。日本の準備不足は明らかだ。

日本経済新聞1月24日)

 

濃厚接触待機、短縮も。後藤茂之厚生労働相は23日のNHK番組で、今後の新型コロナウイルスの新たな変異型「オミクロン型」の感染状況を踏まえ、濃厚接触者の自宅などでの待機期間をさらに短縮する可能性に言及した。

特に社会機能を支える「エッセンシャルワーカー」らについて「必要であれば弾力的な運用をもう少し考えることも検討しなければならない」と述べた。

日本経済新聞1月24日)

 

コロナ飲み薬 行き届かぬ恐れ。軽症者向けの新型コロナウイルスの飲み薬として、米メルク社の「モルヌピラビル」が昨年末から使われ始めた。政府が「切り札」とする飲み薬だが、発症5日以内に飲む必要があるため迅速な診断が不可欠だ。供給量も限られ、今後の感染拡大によっては、必要な人に薬が行き届かない事態になりかねない。

供給量も課題となっている。政府はメルクから、すでに20万人分のモルヌピラビルの納入を受けた。2、3月にはそれぞれ20万人分、4月以降には100万人分の供給を受ける契約も結んだ。

朝日新聞1月24日)

 

感染対策、欧米の学校混乱。新型コロナウイルスのオミクロン株が猛威を振るう欧米で、学校現場が混乱している。感染者増による学級閉鎖や休校だけでなく、感染の不安から生徒が学校をボイコットする動きも。フランスでは教員によるストライキまで起きている。

フランス政府が定めた規則では、クラスに感染者が出たら、学級全員がただちに薬局などで抗原検査を受けると定めていた。それで陰性なら教室に戻れる決まりだ。すぐに休校にせず、「学校はなるべく開け続ける」という政府方針に沿ったルールだった。

朝日新聞1月24日)