歴史が面白い648

令和4年3月26日

  <3月26日>

「#中国、感染最多5600人。

 #高齢者長引く受診控え。健康寿命縮む恐れ。

 #コロナ禍 少子化に拍車。」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

中国、感染最多5600人。中国で新型コロナウイルスの感染が急増している。国家衛生健康委員会は26日、香港・マカオを除く中国本土の市中感染者数(無症状含む)が25日に合計5600人だったと発表した。比較できる2020年4月以降で、1日の感染者数として過去最多だ。

日本経済新聞3月27日)

 

高齢者長引く受診控え。健康寿命縮む恐れ。新型コロナウイルスが感染とは別の健康問題を引き起こしている。感染で重症化のおそれがある高齢者は外出を避け、病院通いを控えている。身体機能の回復を図るリハビリテーション認知症治療を受けた患者はコロナ前に比べ2~3割減った。身体の衰えや認知症は放置すると、健康で暮らせる期間を短くする懸念がある。

20年度の国全体の医療費は前年度比3%減と過去最大の減少幅となった。高齢者中心に受診控えが起きたためで、新型コロナが収束すれば反動が起きる可能性は大きい。

日本経済新聞3月27日)

 

コロナ禍 少子化に拍車。新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、将来不安で妊娠を控える動きが広がるなど、少子化が加速している。出産と強く結びついている婚姻数も急減しており、影響の長期化が懸念される。想定を上回る少子化で、主に現役世代が高齢者を支える社会保障の制度設計の前提が揺らぎかねない状況だ。

厚生労働省が先月25日に公表した2021年の出生数の速報値は84万2897人。前年から3万人近く減り、過去最少を更新した。

仮にコロナ禍が収束しても、出生数への影響は長期化しそうだ。日本では出産と強く結びついている婚姻数が、21年は前年比4.3%減の51万4242組で、戦後最小の水準まで落ち込んでいるためだ。

(読売新聞3月27日)