歴史が面白い649

令和4年3月27日

  <3月27日>

「#上海が都市封鎖。

 #4回目接種 拙速に注意?

 #感染第6波 妊婦手厚く。

 #障害者施設 三重苦。第6波 入院困難■施設内療養 負担■作業所休み減収。」

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上海が都市封鎖。中国の上海市政府は27日、事実上のロックダウン(都市封鎖)を実施すると発表した。バスや地下鉄など公共交通機関の運行を止め、市民の外出を原則禁じる。企業には在宅勤務を求める。新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めをかける狙い。

上海では「オミクロン型」など感染力の強い変異型が原因で、感染拡大が続いている。26日は新規感染者数(無症状含む)が3000人近くに達していた。

日本経済新聞3月28日)

 

4回目接種 拙速に注意?イスラエルなど一部の国では、新型コロナウイルスワクチンの2回目の追加接種となる4回目接種が進む。日本は3回目接種が人口の3分の1を超えたばかりだが、厚生労働省で4回目接種の議論が始まった。短い期間で追加接種を繰り返しても効果は限られる可能性があり、データを踏まえて時期や対象者を検討する必要がある。

イスラエルでは3回目接種から4カ月以上たった60歳以上や医療従事者、持病などでリスクが高い人を対象に、1月から4回目接種を進めている。その結果の一部が研究論文などで報告され始めた。まだ小規模な初期分析とはいえ、3回目接種による免疫を底上げする効果と比べると4回目接種はやや見劣りする。

大阪大学免疫学フロンティア研究センター招へい教授の宮坂昌之さんは「抗体をつくる免疫細胞が成熟するために一定の時間が必要になる」と指摘する。イスラエルはデルタ型やオミクロン型の流行を抑えるために追加接種を急いだが、間隔が短すぎたせいで効果が不十分になった可能性があるわけだ。

日本経済新聞3月28日)

 

感染第6波 妊婦手厚く。新型コロナウイルスの感染「第6波」で、各自治体などは感染した妊婦のケアを手厚くした。専用の宿泊療養施設や病床を確保し、受け入れ先がなく新生児が死亡した昨夏の第5波のような事態は防げたが、医療体制が一時逼迫する事態も。患者急増の際に受け入れ体制を柔軟に整備するため、自治体と病院間で感染状況の共有が不可欠だ。

日本経済新聞3月28日)

 

障害者施設 三重苦。第6波 入院困難■施設内療養 負担■作業所休み減収。新型コロナウイルスの「第6波」で医療が逼迫し、苦境に立たされたのが障害者福祉施設だ。利用者が感染しても入院できず、施設内で療養を迫られた。基礎疾患を抱える人も多く、ケアにあたる職員の負担が増えた。作業所などの休業で経済的な損失も膨らんだが、行政側の支援は十分ではない。

障害者福祉施設での感染対策は難題だ。厚生労働省が公表した障害者福祉施設クラスター発生件数は3月22日時点で822件となり、前週から38件増えた。

朝日新聞3月28日)