歴史が面白い902

令和4年12月16日

  <12月16日>

「#既存ワクチン 予防困難。

 #「インフルと特徴違う」。

 #中国 検査キットもマスクも品切れ。

 #緩和前から感染増。

 @ウクライナ全土 再び大規模攻撃。」

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既存ワクチン 予防困難。米国で新型コロナウイルスのオミクロン型派生型への警戒感が高まっている。米科学誌セルは15日までに、米国内で流行するオミクロン派生型「BQ.1」「XBB」は既存のワクチンや抗体薬では感染予防が難しく「深刻な脅威になる」と指摘する論文を発表した。

日本経済新聞12月16日夕刊)

 

「インフルと特徴違う」。新型コロナウイルス感染症の重症化率の低下を受け法律上の位置づけの緩和に向けた議論が本格化している。政府は季節性インフルエンザと同類型への移行を視野に入れる。だが、議論の基礎として厚生労働省感染症の専門家に見解を求めたところ慎重論が出た。「インフルエンザとは明らかに違う特徴がある」。新型コロナと向き合う上で、ワクチン接種の公費負担など、どんな対策を続けるべきかが今後の焦点となる。

日本経済新聞12月17日)

 

中国 検査キットもマスクも品切れ。ゼロコロナ政策を一気に緩和した中国で、社会の混乱が止まらない。政府は無症状や軽症なら自分で検査して自宅療養するよう求めているが、抗原検査キットは価格が1週間で4~5倍に高騰したあげく、品切れになった。政府は準備を整えぬままウィズコロナへ転換したのではと、後手後手の対応に疑惑の声が上がっている。

朝日新聞12月17日)

 

緩和前から感染増。北京や周辺の河北省などを中心に新型コロナウイルスの感染が急拡大していることについて、世界保健機関(WHO)で緊急事態対応を統括するライアン氏は14日、中国政府が12月7日に「ゼロコロナ」政策の転換を発表する前から、感染急拡大は進んでいたとの見方を示した。

ロイター通信によると、ライアン氏はスイスでの記者会見で「中国が政策転換したら急にコロナが制御不能になったという解釈があるが、感染が急激に拡大しているのは、そもそも既存のゼロコロナ政策の手法では(オミクロン株の)広がりを制御できなかったからだと考えている」と解説した。

実際、米ペンシルベニア大の中国研究者、ジュ・ホンシェン博士が中国で最大の検索エンジン百度バイドゥ)」で「発熱」がキーワードとして検索された頻度を調べたところ、河北省石家荘市周辺などで11月中旬からすでに急増していた。ジュ氏は「(河北省などでの)市中感染の拡大は政策転換の2週間前から始まり、その後、一貫して増え続けていると考えられる」と指摘している。

毎日新聞12月17日)

 

ウクライナ全土 再び大規模攻撃。ロシアが侵攻するウクライナで16日朝、各地が再び大規模なミサイル攻撃を受けた。ウクライナ空軍報道官によると、午前11時までに60発以上のミサイルがウクライナ上空に飛来した。住宅や電力施設が破壊され、少なくとも2人が死亡したほか、ウクライナ全土で緊急停電した。

朝日新聞12月17日)